マスダ マキコ
「またまた基地をつくるぞ!」
15人の小学生との暑い3日間でした。基地作りも年々と素材や手法を変えてきたのですが、今年は北岡君とも相談して、当初のように木材や竹を与えて、トンカチ、ノコギリで好きなようにトンカンやってもらうことにしました。表の木の上に一つ、裏の渡り廊下の下に一つ、上の渡り廊下とその上下に一つの3つの基地ができました。作っても持って帰れるわけでもないし、たびたび基地として遊びに来れるわけでもないのに、子どもたちは真剣そのものでした。やはり、作ることで発散できることに一番ポイントがあるようです。
今年は基地のグループ間のライバル視が強く、できても絶対他のグループの子には入らせないとかいうので、スッタモンダありましたが、これが本来の基地のあるべき姿なのかも知れないなとも思いました。
今回リーダー格になっていたうちの3人は、4年前の基地作りの時に、幼稚園の弟分妹分としてきてた子で、その頃は兄ちゃん姉ちゃんの横にくっついてじゃましては泣いてた子たちなのに、ずいぶんとたくましくなったもんです。今回は、初めて父の飛び入り参加もあり、親子プログラムにしても違った楽しみがあるのかも知れないなあと思いました。