清原健彦
「印刷機みたいにかいてみよう」
参加者は13人で、定員の20人に及ばず、もう少し宣伝告知に力を入れてゆけるよう、工夫したい。知人へのプッシュなど、できる事はあったと思う。パンフレットの内容だけで申し込んでくれた人が意外に多く、あの小さい字でびっしり書いてある内容をじっくり読んでいる人は実は多いのだろう。少々驚きであった。その点では、参加者の持ち物は無しとした事は動員につながったかもしれない。
内容に関しては、絵を描くのにこのような進め方もある、という動機を参加者に概ね提供できたのではないか。参加者は熱心に静かに集中して描いているという印象だった。アシスタントを二人にしてケアしたのがよかったのだと思う。さらにわずかでも高揚感とか楽しさを加味できればいいバランスになったと思う。
動機付けで成功した参加者をさらに次のステップに導く方法はないものか。アート林間学校から子供土曜クラブなどのキャップハウスレギュラープログラムへの連動の可能性を探る議論があってもいいかもしれない。
「最後に」
この反省文を書いていて思ったが、参加者からもこうした感想を聞きたいと思った。アンケートなどをしっかり作るのも一考してもいいかもしれない。