2009年9月26日

9/25 a la Mer 金山直樹バックロードホーン

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中央、譜面台の左右にある白と赤のパネルヒーターのようなのが金山直樹さん自作のバックロードホーンタイプスピーカーです。
更に左右に白と青の台みたいなのも同じくバックロードホーンのスピーカーで金山さん作であります。
その間に見えてるのがCLUB Q2のダイヤトーン製スピーカー。更に真ん中にラジカセ。
9月25日のa la Merでは、スピーカーの聴き比べをしました。

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右手、松の木のTシャツが金山直樹氏、となりの黄色いキツネが友人のDJ森田氏。
金山さんは、1999年のCAP HOUSEプロジェクトに参加した美術家で、CAP HOUSEの2階でギャラリーを運営し、いろいろな展覧会を企画していました。
その後、ず〜っと会っていませんでしたが、アメリカのネブラスカにレジデンスに1年行ったそうで、その間にネブラスカのレストランの設計をすることになり、もう一年、アメリカと日本を行ったり来たりしてたそうです。
「えっ?建築の仕事なんかできたんだ?」と聴くと、なんと元々はそっちが専門だったとのこと。
CAP HOUSEで一緒だった頃は全然知らなかったのに、、、、、
現在はインディペンデントで設計の仕事をしているそうです。
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「スピーカーを作るほどのオーディオマニアだったっけ?」
「それが、絵を描いている時に小さなラジオで音楽を聴いてたんですけどね、、、なんだか音が悪くて煮詰まっちゃって、ヤフオクでいいスピーカーないかと探してみたら、すごい値段だったんで、、、それなら自分でつくってやれ、と思って始めたんですよ。
最初はいかに安く作るか考えて、やってみたんだけど、ちょっと手を入れたら音が良くなる。
じゃあ、もうちょっと質の良いスピーカーユニットで作ったらどうだ?
あれ、やっぱりいいなあ。。。。
じゃあ、エンクロージャーももうちょっとお金かけたらもっと良い音出るかなあ、、、、とかやっているうちにどんどんはまっちゃったんですよねー。」
なんと、もう10台以上作っているそうで、やっぱり最初にスピーカー買った方が安かったですね。

ちなみにバックロードホーンというのは、小さなスピーカーユニットの裏側にホーン(ラッパ)状の構造をした箱を付け、ユニット裏面のエネルギーを使って低音を得るための方式。
赤白のスピーカーは直径10センチでホーンの長さが2m50cmくらい。
青白の方は直径8センチでホーンが2m70cmだそうです。
中央のラジカセのスピーカーユニットと青白のスピーカーユニットは同じくらいの大きさでしたが、音量、特に低音が全く違っていて驚きました。
あああ、これ以上書いてるとオタクかと思われちゃうのでやめまーす。
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爆音で音楽を流すDJ森田も気にせず、TOMOさん作の夕食、親子丼とみそ汁も瞬時に片付け。
研究にいそしむ麻雀部員たちであります。
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そんな光景を横目に、卓球部も練習に励むのでありました。
a la Mer(ア・ラ・メール;海のうえで)、次回は第四金曜ではなく、変則開催の10月16日(金)です。
ご飯の準備があるので、参加ご希望の方は事前に申込んでください。

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