2009年11月22日

11/21 ホーミーとインド音楽〜

091121homi_map.jpg

「インド音楽のレンズを通して見えてくるアジア的音楽の可能性シリーズ第四回:自然倍音によるホーミーとインドの音階」というプログラム名も長い!
このシリーズ最終回となりましたが、ホーミー歌手の岡林立哉さんをゲストに迎え、お話し、ワークショップ、そして演奏という豪華な内容のプログラムとなりました。
この地図は、(c)岡林さんであります。
どうやらホーミー発祥の地の最寄り駅はウランバートルのようですね。
そこからは自動車がないとダメみたいです。
091121homi_lecture.jpg
まじめです。
モンゴル周辺の様々な民族の間で、多様な喉歌が歌われているそうです。
遠くに通る音。倍音列から生まれた音階。
ホーミー(モンゴルの喉歌)は、不思議です。

091121homi_workshop.jpg
いよいよホーミーワークショップです。
なんかだんだんと異様な倍音の雲が、、、、この部屋の天井に現れてきました。
虹の様なイメージでしたが、、、、これ以上書くと、変な人、と思われそうなので、ここで描写はやめ。

091121homi_homi.jpg
引き続き、岡林さんのソロ。
馬頭琴もすごくいい音でした。
倍音だけで歌う「たなばた」にはびっくり!
そしてホーミーだけでなく、モンゴルの普通の声で歌う民謡も気かせてもらいました。
印象的な深みのある音楽でしたよ。それはまるで、、、、、、やめておきます。

091121homi_session.jpg
そしてインド音楽の演奏につづき、さらにホーミーとインド音楽の実験セッションです。
これはすばらしかった!!
馬頭琴の音は、サーランギの音に、本当に聴こえて来るし、、、
電気で鳴っているインド音楽のドローン、タンブーラーの音はホーミーに聴こえて来るんです。

091121homi.jpg
てなことで、このすばらしいシリーズも一応、最終回を無事終了いたしました。
「もっとやって欲しい!!」というご意見等も、お寄せいただいたらうれしいです。
さらに、もっと企画をこんな風に膨らませたらどうだ?などという刺激的なお言葉もお待ちしています。
4回にわたり無茶な企画を実現させ、どうどうとセッションに望んでいただいたHirosさん。ごくろうさまでありました。
そして待ち時間がいっつも長くて、ごめんなさい〜、タブラーの、田中りこさん。
最終回を虹色の倍音で飾っていただきまして、感謝感激。岡林立哉さん、ありがとうございました。
そしてシリーズに参加いただいたお客様に感謝です。
また、こんな機会を持てますように。

shimoda 03活動日誌
コメントしてください