2010年8月19日

9/18(土)日本とインドの音楽 第2回〜日本の筝とインドの笛〜

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日本とインドの音楽 第2回〜日本の筝とインドの笛〜

2010年9月18日(土)開場18:30/開演19:00(終演予定21:00)
ゲスト:福原左和子(筝)
出演:HIROS(ナビゲーター+バーンスリー)、田中りこ(タブラー)、石尾真穂(タンブーラー)
料金:前売予約¥2,000(会員前売¥1,600)、当日¥2,500

本シリーズは毎回様々な日本の音楽を取り上げ、インド古典音楽と比較視聴することによって、そこから新しい日本の音楽に対する視点を探るという試みです。今回は、気鋭の演奏家、福原左和子さんをゲストに迎え、日本の筝とインドの笛のコンサートです。ご期待ください。

【日本とインドの音楽シリーズ について】
昨年の「インド音楽のレンズを通して見えてくるアジア的音楽の可能性」シリーズ・コンサートの続編として、今回はとくに日本の音楽を取り上げる。
インドのラーガ(音階)を基礎とした即興性の強い音楽と、さまざまな日本の伝統的音楽との間にはとくに強いつながりはない。しかし、意識的なハーモニーをもたない、一定の拍節をもたない自由リズムのメロディーが多い、という点では同じアジアの音楽として共通する点も多い。
今回は、奄美島唄、筝、尺八、篠笛の優れた演奏家をゲストに招き、その共通点を聴き比べ、日本とインドの音楽の奥深さと西洋音楽的手法とは異なるパフォーミング・アーツを味わっていただくことを目的とした。 (Hiros)

これまでを振り返って■


今後の予定
第3回目・・・11月13日(土)19:00-2100
 ゲスト:石川利光(いしかわとしみつ、尺八)

第4回目・・・12月18日(土)19:00-2100
 ゲスト:森美和子(もりみわこ、篠笛)

【プロフィール】
福原左和子(ふくはらさわこ/筝)
幼少より、叔母である水島光代に手ほどきを受け、故・菊月秋栄、野田弥生、故・沢井忠夫、沢井一恵、中井猛、故・久本元尚子に師事。同志社大学経済学部卒業後、NHK邦楽技能者育成会31期卒業。
主な演奏活動・受賞歴は、1984年オーストラリアにて、国際青年音楽祭参加。89年、国際交流基金よりモロッコ、アルジェリア、チュニジア、イラクへ派遣公演。90年、中国各地にて派遣公演。90年、日本煎茶連盟により台湾へ演奏旅行。また香港にて公演。92年、スペイン・セビリア万博日本館でオープニング演奏。92年、マドリッドエネルギー会議で演奏。94年伏見の清酒「京の文化賞」奨励賞受賞。96年、国際交流基金によりヨルダン、シリア、レバノンへの派遣。97〜8年尺八奏者とアメリカコンサートツアー。2005年度京都府文化奨励賞受賞。06年度文化庁芸術祭新人賞受賞。07年、ブルガリアでソフィア・フィル・オーケストラと箏コンチェルトを世界初演。09年ブルガリアの再公演の依頼を受け、「日本・ドナウ交流年 2009」にて公演。その他にもヨーロッパ、アジア、アメリカ各地にて数多くのコンサートを開催している。平成10年度文化庁芸術インターンシップ研修員。古典、現代邦楽だけでなく、クラシック・コンテンポラリー・インド音楽などとのセッションに取り組む。CD、DVD、映画音楽等多数収録。

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Hiros;中川博志(バーンスリー)
1950年、山形県生れ。1981年〜1984年インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究。大学のかたわら、バーンスリー(横笛)、ヴォーカルを習う。現在、インドのパドマ・ブーシャン(蓮花賞、人間国宝)受賞者、パンディット・ハリプラサード・チャウラースィヤー氏にバーンスリーを師事している。帰国後、演奏会の企画制作、インド音楽理論書の翻訳出版などを通してアジア各国及び日本のパフォーミングアーツ紹介の活動を続けている。訳書「インド音楽序説」は日本語で出版されている唯一のインド音楽理論書。昨年はCAP CLUB Q2で「インド音楽のレンズを通して見えてくるアジア的音楽の可能性」シリーズを企画。レクチャーと実演による全4回の公演はどれも好評を博した。
(ホームページ:http://sound.jp/tengaku/)

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田中りこ(タブラー)
1989年インド各地を旅行中にインド古典音楽の演奏に触れ、とりわけ打楽器タブラーの豊かな音色と表現力に魅せられ、学び始める。1995年再びインドのカルカッタに渡り、タブラー演奏家オビジット・ベナルジー氏に師事。現在は関西を拠点に、ホールや社寺など各地でインド音楽を中心とした演奏活動を行っている。そのほかテレビ・ラジオ出演、海外での公演、他ジャンルのCD作品に参加など、様々な活動を行っている。

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