2011年7月29日

6/17_25北インドの古典音楽 レポート

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「世界音楽における即興」シリーズ第一弾として、6月17日から3夜連続で北インド古典音楽の講義を行ないました。
旋律、リズム、楽曲の構成など、基礎的な事を学んだ訳ですが、講師のHirosさん曰く「鑑賞の授業はインドで3年間かかるのである!それを3日間で行なう訳ですからね」と、いうことで誠に密度の濃い講座になりました。
しかし、参加されたみなさんのレベルの高さにはびっくりします。実際に音を出して実に丁寧に説明してもらったのですが、そのあとの質疑もハイレベル!
大学の講義ではこうは行かないでしょうねー。すばらしい3日間でした。
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こうして北インドの古典音楽の聴き方を学んだ後、25日に実際の演奏会をおこないました。
演奏が始まり、自由リズムでこの日のラーガを紹介して行くアーラープと呼ばれる部分。そしてテーマが提示され、即興へ、、、、途中、リズムサイクルは倍のテンポに変化し、、 丁寧なすばらしい演奏でした。
残念だったのは、ちょっとお客さんが少なかった事で、贅沢なホームコンサートといった感じでした。しかし、聴きにこられた皆さんにとっては贅沢な音楽会となりました。
この「世界音楽における即興」シリーズ、第二弾が既に決まっています。

世界音楽における即興 シリーズその2 「トルコ音楽」3夜連続講義+コンサート

トルコ音楽講義;
講師:HIROS/中川博志(インド音楽演奏・研究家)
        アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズAbdurrahman Gülbeyaz(パーカッション、バーラマ)

2011年8月
26(金)19:00〜「トルコにおける音楽とは」 
27(土)19:00〜「マカームとウスル;音階とリズム」
28(日)16:00〜「ウズン・ハワーとクルク・ハワー:長い歌、拍節のある歌」
*各回 1,000円/全回一括 2400円(会員1ドリンク付き)

トルコ音楽 コンサート
2011年9月4日(日) 19:00〜
*前売予約2,500円(会員2,000円) 当日3,000円
出演予定者
トゥラン・ウルグンTuran Vurgun (カーヌーン、ウード)
アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズAbdurrahman Gülbeyaz(パーカッション、バーラマ)
セフェル・シムシェイキSefer Şimşek(バーラマ)
トルガ・ウナルディTolga ÜNALDI(ネイ)


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お楽しみに。

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