2012年5月11日

5/6(日)グンデルでいっぷくのレポート

バリとジャワの音楽。グンデルという楽器。ダンス。楽しかったですねー。

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写真奥がバリ島のグンデルを演奏のギータ・クンチャナのみなさん、手前がジャワ島のグンデルを演奏したHANA*JOSSの二人です。
バリの音楽はジャワにくらべ躍動的で華やかです。光のしぶきが飛ぶようなきらめきを感じました。
リズムがきっちりと律儀に合わないと合奏の効果がでないんでしょうね。つねにオンビート、
音の長さもきっちりと揃っています。
一方ジャワの音楽は、雅な音楽でした。田園風景にとけ込むような緩やかな旋律と、遠くでいつも聴こえているような気にさせる、ゆったりとした雰囲気がすてきです。
歌も聴かせてもらいました。日本の音階ととっても近くって、初めて聴いても懐かしい感じです。
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そしたら、HANA*JOSSのローフィットさんが「北国の春」をジャワのグンデル伴奏で歌いまして、これがなんとも妙な感じで合ってるんですね。こういうのもどこかの国でやってるんじゃないかと思わせるような、初めて聴くけど妙に説得力のある演奏でした。もちろん、これは受けちゃいました。
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グンデルは、鍵盤部が青銅でできていますが鉄琴とかビブラフォンみたいな楽器です。ミュートがないので打音はバチを持った手の内側で器用に止めてゆきます。そして遠目にはかなり似たような感じなんですが、バリとジャワのグンデルはいろいろと違うようです。
写真はバチの形状や持ち方が違っている〜〜、など話してくれているところです。このはなしは面白かったです。ギータ・クンチャナの小林江美さんのしゃべりはスーパーでした。
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そしてもちろん、ダンスです。
バリ舞踊はマニックスマラとして活動する佐味千珠子さん中野愛子さんのお二人。リハーサルで随分顔を見てたんですけどね、本番はどちらがどなたかわかりませんでした。衣装も化粧も、そして身体の動きも現実超越です。
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そして最後は大西由希子さんの創作舞踊でした。伝統芸能のベースにして創作ができるというのはとっても良いですね。
ゴールデンウィーク最終日、海のすぐそばでゆったりと鑑賞させて頂きました。

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