2009年7月10日

08/01 〜マンディ・サマサマ 09「シェア!」〜

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〜マンディ・サマサマ 09「シェア!」〜
ジャワ震災から3年、アートで大混浴 !?

2009年
8月1日(土)18:30〜21:10 ---無料
  ジョグジャカルタ創造音楽祭報告会(オン・ハリ・ワフユ)
  オン氏による神戸での子どもワークショップ発表会
  花火休憩
  ガムラン曲「Gempa(地震)」演奏-マンディ楽団

8月2日11:00〜17:00--- 障害者・付添人:1,000円、学生(中高大):1,000円、
                                       一般前売:2,000円/当日:2,500円
                                     いずれも ジャワのキーホルダー付き
マンディ・サマサマコンサート
出演者:マルガサリ(ガムラン)、ダルマ・ブダヤ(ガムラン)、HANA★JOSS(ガムラン)、ティルト・クンチョノ(ガムラン)、ふいご日和楽団(ガムラン)、創作芸能団 黒拍子(和太鼓)、東野健一(絵巻紙芝居ポト)、ホトランガ(モンゴル音楽)、岡林立哉(ホーミー)、mamoru(エレクトリック)、HIROS+田中りこ(バーンスリー+タブラー)、佐久間新(ジャワ舞踊)、小林エミ−(バリ舞踊)、真昼のインビーズ(パフォーマンス)、池上純子(美術)、犬飼美也妃(美術)、川本哲慎(美術)、林紕さ子(美術)、三原美奈子(美術)、三宅光春(美術)/出演・出品参加者写真・プロフィール


マンディ展覧会8月1日(土)〜9日(日)   *8/3は休み

*ご予約はe-mailでイベント名、お名前、電話番号をお知らせ下さい。
  →info@cap-kobe.com

*チラシpdfはこちら
mandi3omoteol.pdf (576k)
mandi3uraol.pdf (668k)

*更に詳しい情報はこちら!!


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ガムランエイドとは
 ガムランエイドは2006年5月27日にジャワ島中部を襲った大地震からの文化復興を支援する任意団体として、地震後すぐに日本において立ち上げられた。中川眞を代表者として、(1)持続性:一時的なものではなく、長期的視野をもった取り組み、(2)多様性:かかわる人々の多様な温度差を認めながら活動、(3)現地のニーズを尊重:現地の人々の意思を最大限に尊重という3つの活動方針のもと、(a)パフォーミングアーツに必要な、ガムラン、衣裳、演奏空間などの補修、修繕、新調などへの経済的支援、(b)被災から立ち直り、人々を勇気づけるために現地で開催されるコンサートなどへの経済的支援、(c)芸術や文化の関係者との交流を通じた、新たな文化創造に向かう共同作業、という活動を行うために、(イ)チャリティコンサート等の開催などによる募金、(ロ)現地の芸術・文化の状況についての情報配信を行った。現在のメンバーは32名。パートナーとしてジョグジャカルタにフォーラム7(7名)を組織し、相互に連絡を取り合いながら、日本、インドネシアで復興にかかわる活動を続けている。

マンディ・サマサマについて

 「ともに湯につかろう」を意味するマンディ・サマサマは、アーティストが集まって、地震の被災地を励まし、相互に交流し、文化の復興や創造を目的とするイベントとして、年に1回行われる。第1回は神戸、第2回はジョグジャカルタで行われ、今回は第3回である。



趣旨
 インドネシアのジャワ島中部の大地震から3年。現地の復興は着々と進んでいます。もはや一方的な「支援」の段階は過ぎたといえるでしょう。災害から立ち上 がり、ゆっくりと彼らの生活は旧に復し、持続への道のりを歩み始めました。私たちは、自分に問います。「文化復興支援プロジェクト『ガムランエイド』は役 割を終えたのではないか?」と。
 このプロジェクトを開始したときに、私たちは次のような活動方針をたてました。
持続性:一時的なものではなく、長期的視野をもった取り組み
多様性:かかわる人々の多様な温度差を認めながら活動
現地のニーズを尊重:現地の人々の意思を最大限に尊重
 芸術や文化の復興は短期には不可能であると知りつつ、どうして上のような問いが湧き起こってきたのでしょうか?それは、おそらく「支援」というスタンスへの違和感なのです。支援という限り、支援する側とされる側に二分されます。昨年、ガムランエイドのメンバーは大挙してジョグジャカルタに行き、被災地の 皆さんとともに音楽やダンスを演じました。そこに生まれてきたのは「何かをシェア(共有)したい」という感覚です。
 では、いったい何をシェアするというのでしょう?いくらでも思いつきますが、まだ解答にたどり着いていません。むしろ、私たちはじっくり考えてみたい と思います。少なくとも、「震災」という個別の事件から旅立とうとしていることは確かです。では、どこへ行くのか?
 ある意味で、今年は新たな出発点なのかもしれません。それを、ジョグジャカルタから来るゲスト、この日のために集まってくれる多くのアーティストたちとともに求めていきたいと思います。




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