2009年8月 6日

8/1, 2 マンディサマサマ〜〜ありがとうございました!

090801mandi_01.jpg

ジャワ島中部地震から3年。支援から共有へ、ということでガムランを救えプロジェクトとC.A.P.とで「シェア」をテーマにマンディサマサマを開催しました。
詳しいご報告は、ガムランを救えプロジェクトのwebに譲りますが、とにかくこの様子をお伝えしたく、写真でレポートします。
上の写真は8月1日の夜の様子です。
インドネシアから招いたオンさんの「子供のための創造音楽祭」の報告会。
そして神戸の花火があったので花火休憩。
そしてインドネシアの作曲家ラハルジョによる「Gempa(地震)」というガムランシアターピースの上演がありました。
090801mandi_02.jpg
作品はジャワ島中部地震の発生までの24時間を描写。
鳥の声でみんな起きて、いつもの一日が始まります。
よく見ると、奥に鳥かごがありますね。
インコも演奏に参加しました。良く歌うインコさんでした。

090801mandi_03.jpg
地震のあと、遺体がごろごろ横たわる。
津波がくるというデマが飛ぶ。
デマに逃げ惑う人、そして家族をおいてゆけず残るもの。
Gempaは2007年の再演ですが、上演のたびに作品が成長してゆくようです。

さて、明けて8月2日の日曜日は様々な人達による共演。
まさにマンディサマサマ(一緒にお風呂に入ろうよ)。芸術の大混浴となりました。

090802mandi_01.jpg
この日の総合司会は、インド音楽のHirosさんです。
午前11時からスタートしました。
090802mandi_02.jpg
マルガサリティルトクンチョノダルマブダヤHANA*JOSSふいご日和楽団とガムランバンドが相次ぎます。
考えてみると、ガムランバンドがこんなにいっぺんに聴ける催しは、、、、図らずもマンディサマサマだけではないかしらん?
090802mandi_03.jpg
歌ってますねー。
090802mandi_04.jpg
アートパフォーマンスもあり。
真昼のインピーズ(夢)。
メンバーは美術家です。9日まで展覧会は継続開催中!

この日はこのあとに舞踊家、佐久間新によるワークショップもありました。

090802mandi_05.jpg

ガムラン以外ももちろんあります。
キリリと決まった和太鼓の演奏は黒拍子のみなさん。

090802mandi_06.jpg

ストローの音をライブで加工して演奏。mamoruさんであります。
うしろでガムラン楽器がゆらゆらと湯気のようになっていたのに、皆さん気がついたでしょうか?

090802mandi_07.jpg

なんでもありの今回のプログラムの中でも異色でした。
ホーミーと馬頭琴の岡林立哉さん。
そして、、、
090802mandi_08.jpg
なんと内モンゴルのホトランガさんが共演。普通ありえません。
すごい歌声を披露してもらいました。
楽屋での打合わせの声がでかいのなんのって〜。

090802mandi_09.jpg
そして、東野健一さんの紙芝居ももちろんあります。
ガムラン以外の人たちの中でもマンディコミュニティーができちゃってるんですね。

090802mandi_10.jpg
そして更に北インド古典音楽組のHirosさんと田中りこさんに加え、バリのスリンを演奏するギータクンチャナの小林江美さん。
090802mandi_11.jpg

そして最後は「大混浴」というプログラム名でありますが、要は出演者全員でのセッションです。
コンセプターは舞踊の佐久間新!
なぜか様々なアジアの音楽、パフォーマンスが組合わさったとっても面白い作品になりました。
オンさんのワークショップから生まれた象のタマヨマが、物語を展開させてゆきます。
朝11時から夕方5時まで、ほんとに楽しく実りの大きなプログラムでありました。
みなさん、よかったらマンディサマサマ、まだ展覧会は9日までやっています。
お運びください。

以上写真はボランティアで参加してくれた龍谷大学の鈴木田秀昭くんでした。
ありがとうー!
shimoda 03活動日誌
コメントしてください