2011年9月 7日

9/4(日)トルコ音楽コンサートはものすごかった!

台風12号のすぐ後、まだ大雨警報が出ていた神戸でトルコ音楽コンサートを実施しました。いや、すごいのなんのって。。。

110904turky01.jpg
photo:YOKO HABE
HIROSさんの企画で「世界音楽における即興2 〜トルコ音楽コンサート」を9月4日の夜に行ないました。
HIROSさん、なんかやわらか〜な感じなんですが、、、、
演奏家が一人飛行機に乗れず!?来日が一日遅れ、焦って駆けつけた島根では、台風で公演が中止になり、そちらの実行委員会のみなさんと夜3時までの宴会で演奏し、、、そして3時間後の朝6時にはレンタカーに全員乗り、Hirosさんの運転で神戸に!
すごい!
すごすぎる!何歳なんじゃ?
しかし演奏はもっとすごかった〜〜。
110904turky02.jpg
photo:YOKO HABE
まずは石川利光さんの古典尺八で、鶴の巣ごもり、産安でした。
あいかわらずすばらしい演奏で、ほとんど寝ないでやって来たとは信じがたい緊張感のある息吹でありました。
古典尺八も、ソロでじっくり聴きたいものですね。
110904turky03.jpg
photo:YOKO HABE
笛はいいなあ〜〜、などと感心していたら、早速プログラム変更です。
尺八のご先祖さまにあたるトルコのネイ(トルガ・ウナルディ)、それからインドの竹のフルート、バーンスリーの即興セッションでしたが、これがまたすばらしいなあ、、、なんとも文章ではお伝えできませんが、すばらしかった。
3人とも名人ですから。ちょっと驚いたのは、以外と音色が近いこと。旋律が上下入れ替わったりすると見失う?聴き失う?感じで、一つの躍動する川のようでした。
110904turky04.jpg
photo:YOKO HABE
さて、いよいよトルコの音楽です。
休憩をはさんで、前半がオスマンの古典など、そして後半は民俗音楽です。
この左上の人、トゥランさんが飛行機に乗れなかった人です。
しかし、間に合ってよかった。彼の演奏するカーヌーンという膝置きのハープですが、すごい楽器です。
たくさんの弦が張ってあって左のエンドのところに小さなレバーがぎっしりとついてます。
演奏中に、しかも歌いながら、これで微分音の音律変更なんぞをしているみたいです。
8月末に事前の講義が3日間もあった訳ですが、そこでリズムのことやら音程の事やら聴いていても、実際演奏を聴くとほんとに驚きです。
不勉強なぼくとしては、こんな音楽があったのかあ、、と驚きまくったのでした。
110904turky05.jpg
photo:YOKO HABE
あっという間の2時間でしたが、最後はアンコール。
ここで、トルコグループに石川さんの尺八、Hirosさんのインドの笛が加わり、全員での合奏です。
曲は「ウスクダラ」。
「ウスクダラ」は、昔、江利チエミさんが歌って日本で大ヒットしたそうです。紅白歌合戦でも歌われたそうなんですが、ジェネレーションギャップでしょうか、、、ぼくは知りませんでしたが、やっぱり良い曲でした。ちなみにぼくは54歳なんですけど。
トゥランさんの歌声もよかった。
なんだかトルコ、ペルシャ、アラブのあたりの音楽にはまってしまいそうです。
ほんとにすばらしい演奏でした。
寝ないで演奏してくれた音楽家の方々に感謝感謝です!!
(Q2についてすぐ、リハーサルまでみんな寝てたんですけどね)

shimoda 03活動日誌
コメント(1)

後半の民俗音楽がリズムが楽しくて身体が勝手に動きました。
最後あっけなく終わったのが残念です。
もっと盛り上がって終わったら面白かったですね。
何より台風の荒波の中で聞くトルコ音楽というのもあまりないので楽しめました
ありがとうございました

コメントしてください