2012年10月28日

10/26 今話題の西宮船坂にて、滞在制作して来ました!

2012年10月26日(金)カフェトーク「西宮船坂〜滞在制作報告会」
               18:00〜/話し手:淺野夕紀(アーティスト)、山村幸則(アーティスト)
               参加費:無料(1ドリンクご注文お願いします)

               西宮船坂ビエンナーレ2012は「結(ゆう)-connection-」をテーマに開催されます。
               アトリエアーティストの淺野夕紀と山村幸則のそれぞれが現地にて滞在制作を行いました。
               里山の集落で彼らは何を感じ、それらはどのような表現に結びついたのでしょう・・・ 
               船坂のとれたて新鮮野菜市もお楽しみに!

毎度おなじみ山村さんの快調なオープニング・トークがはじまりました!
浅野さんから制作報告して頂き、続いて山村さんの制作のお話です。



今回の制作現場&展覧会場は西宮市にある船坂。
ワタクシこの度まで恥ずかしながらこの船坂の存在すら知りませんでした。
だけど報告会を聞いていると、故郷の田舎を思い出させてくれる豊かな自然と、居心地の良さを感じます。
そんなのどかな風景の里の様です。
さて、何が始まっているのか。



先ずは浅野さんのトークです。
浅野さんは9月中1ヶ月かけて現地の船坂にて滞在制作をされました。
他の作家、現地の人々との交流も深まり、地元の方のお宅でご飯を頂いたりする事も。
制作に取りかかる前に、現地の調査で町中を歩き回り、展覧会場とする場所を探します。
あちらこちらを歩いていると、また様々な出逢いもあり、新たな発見など様々な事があります。
そんな中、今は使われていない一つの小屋が気に入りました。
もちろん現地のサポートスタッフの方々も協力的です。
その古びた小屋(納屋)をメンテナンスしながら展示会場へと変貌させて行きます。



次に山村さんの制作報告です。
山村さんは、西宮の実家から通いながら制作します。
やはり町中を歩いて場所を探しますが、家から現地「船坂」までの道中にも注目します。
そして山村さんが選択した場所は、町と平野、そのむこうに広がる山々を見渡すことの出来る「棚田」です。
地主の方への交渉から現地の整備まで仕事はたくさんあります。
話がまとまった所で、その棚田へ設置する「椅子」を、町中探しに行きます。
家々を訪問し、椅子を集めますが、ここでも「こだわり」の運搬方法があります。
さて、山村さんの棚田はどの様なことに!


今回の報告会には、船坂の里で採れた「新鮮野菜」の即売会もあり、見事な野菜達が会場の皆さまのお家へ。
ちなみに、船坂の里では無人販売所があります。
昔はあちらこちらで見られた販売所ですが、年々少なくなっている感じがしますねー。

はい、以上になりますが、気になる作品群は現地船坂へ。
心地よい風に吹かれながら秋の里山を、作品と共に過ごされてはいかがでしょうか。
鳴海健二 01カフェ日記
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