2012年12月 8日

12/7 写真素材の作品について... 山元彩香さん

2012年12月7日(金)カフェトーク「山元彩香 スライドショーとアーティストトーク」
               19:00〜/話し手:山元彩香(写真家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               今年9月に発表した作品集『amnion』について、制作過程や作品の内容などお話しします。
               当日は作品集の販売も行います。

以前4Fギャラリーにて展覧会をされていた山元彩香さんのトークです。



いきなりですが怖いです。
いや怖いつもりは無いらしいんですが、今の作品はどうしてもこんなイメージになるんだとか。
スライドショーで作品を拝見しているところですが、なかなか面白いですよ。



山元さんは女性ポートレイトを撮ります。
言葉がまったく通じない国ですが、治安が良いせいか身振り手振りで街中にて撮影交渉。
快諾して頂けた女性にはイメージにふさわしいロケ現場に同行してもらい写真を撮ります。
にしても手首から先を真っ赤に塗ったり、妙な布きれをかぶせたり...
一般の方々も良く協力してくれるもんだなぁ、と思います。




本人曰わく、「こんなワタシ」ですから笑
まあまあまあ、わからんでも無いけど、その独特な雰囲気と調子。
出逢った人は、何か楽しませてくれそうな気配を感じてるんでしょう、たぶん。



撮影後はそのままプリントするだけではありません。
プリントの上に薄い紙や古いレース布などを乗せてスキャン、それを出力したものが作品の一つだったりします。
また別の手法では、プリントしたものに直接塗ったり書き込んだり。



そんな様々な行程によって作品が生み出されていきます。



この場合は写真そのものに刺繍が施されています。
そしてその刺繍された写真の上にもやっとしたシートを置いてスキャンすると、作りたいイメージが出来ます。



あぁ、そうですか、分かりづらいですか。
しかし大丈夫です。そんな事もあろうかと、カフェには山元さんの写真本置いてます。
ここでの販売は本に写真1枚が付いて¥1500です。
これにてじっくりと読み解いて頂ければ、きっとその楽しさに出逢えると思います。
良かった!助かった!笑
鳴海健二 01カフェ日記
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