2013年7月 3日

6/28 ジンバブエの魂が聞こえた!

28(金)音の流星群〜ジンバブエのムビラ奏者ガリカイ・ティリコティ初来日コンサート【要予約】
2013年6月28日(金)18:00〜21:00/参加費:¥2,500(1ドリンク付)

ムビラという楽器についての説明、ジンバブエに伝わる伝説についてのお話とムビラ演奏プログラム
●18時〜19時
 "ムビラ"の楽器とその役割についての説明
 ジンバブエに伝わる伝説についてのお話
●19時半〜21時
 ムビラ演奏

アフリカ南部・ジンバブエの伝統楽器"ムビラ"の天才プレイヤー
ガリカイ・ティリコティが、2013年6月に初来日します!

時に繊細で優しく、時に激しくて雄々しいムビラに耳を傾ければ、自然とアフリカの大地にいざなわれることでしょう。
アフリカの魂の鼓動をぜひ体感してみてください!

【Garikayi・Tirikoti(ガリカイ・ティリコティ)】
1961 年ジンバブエのチウォタ地方生まれ、52歳。アフリカ南部・ジンバブエの伝統楽器"ムビラ"を演奏する家系に生まれアフリカ各地での伝統儀式出の演奏はも ちろん、アメリカヨーロッパ各地で、ムビラの演奏とその普及のために精力的に活動を行ってきた、演奏家、また製作者でもある。

3歳のときに教えられることなくムビラを弾き、6歳でムビラを調律して周囲を驚かせたという。
世界各地でその実力を世界に認められてきた音楽家で、アメリカでは、その演奏を"驚くべきスピードと正確さ"と評されている。

高音域、中音域、低音域など、チューニングの違うムビラで合奏する"ムビラオーケストラ"を確立した人物。
7種類の音域のムビラを弾きこなす世界でも唯一のプレイヤーである。

えー、本日はムビラのコンサートです。
ここCAPで陶芸制作している中村さんはムビラ奏者でもあります。
ワタクシたちジンバブエ素人としては中村さんと言えばムビラ(陶芸じゃ無いんかい)
ムビラと言えば中村さんって感じで、CAPでムビラを知った人がほとんどでは無いでしょうか。
その中村さんは毎月"ムビラの日"を開催してますしね。
今回は、本場ジンバブエのムビラ奏者ガリカイ・ティリコティさんと、その息子トンデライさん、
そしてこのコンサートツアーの企画者スミさんの三名で演奏されます。



先ほどのCAPメンバー中村さん(左端)が今回のメンバー紹介などおこなっています。
その隣が息子トンデライさん、その右隣ガリカイ・ティリコティさん、右端がスミさんです。
コンサート前半はスライドレクチャー。
ムビラ、ジンバブエのお話しにみなさん興味津々です。



恥ずかしながらワタクシもジンバブエが何処にあるかも知りませんでした。
と言いますか、アフリカ大陸を単にアフリカと呼んでる程度の知識は酷いものです泣
辛うじてカフェで焙煎しているコーヒー豆にキリマンジャロがありますので、タンザニアはアフリカ大陸だな、ぐらい。
いやぁ〜、地理もちゃんと勉強してれば面白かっただろなー、なんて。



CAPのムビラ伝道師中村さんが手にしているのがムビラです。
当たり前ですがすべて手作りで味があります。
手に持って指で金属板を弾く楽器と聞くと、カリンバみたいな?って思ってましたが、ムビラはかなりハードな作りです。
弾く金属板もスプーンみたいな物で辛うじてしなってる感じ。
爪が負けて割れたりするそうでなかなか強固な楽器だったりします。
音階もきちっとチューニングされていて数台で弾く合奏として成り立っています。



後半はお待ちかねのムビラコンサート。
ガリカイさんの手元には大きな円形のものが。
これに先ほどのムビラを固定して共鳴板の様な役割。
この中に仕込まれたムビラを弾いています。
左にいるガリカイさんの息子トンデライさんが振っているのがホショ。
これまたムビラ演奏には欠かせないテンションの上がる楽器。
ひょうたんで作られたシェーカーですね。
まあマラカスの様な演奏法、しかしこれかなり音が大きいので演奏自体を引っ張って行く勢いです。



ガリカイさんのムビラがカフェ全体を包み込んでいきます。
息子トンデライさんとの共演はなんだか微笑ましくもあり、ここが日本って言う事が不思議にも思えまて来ます。



今回のツアーではムビラも購入出来ます。CDの販売もあり。



ガリカイさんがアグレッシブにホショを奏でます。
ドレッドを振り回すほどこちらのテンションも上がり、トンデライさんスミさんのムビラも響き渡ります。


すでに遠巻きの方々のカラダはビートに乗り始め...



みなさん総立ち、ムビラとホショにトランスされていってる様です。
いやいややっぱりカラダを動かすのは良いものです。そんな全身で音楽してる感じは理屈のいらない楽しさですね。
カフェは超異国情緒な一夜になりました。
ガリカイさん、トンデライさん、スミさん、そして中村さん、ありがとうございました!
鳴海健二 01カフェ日記
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