2013年8月 1日

7/28 カフェトーク「いま何やってますか?」を聞いた!

カフェトーク「いま何やってますか?」
2013年7月28日(日)18:00〜
話者:築山有城(彫刻家)
会場:CAFE&SHOP y3
参加無料(要1ドリンクオーダー)
アトリエアーティスト、築山有城が最近の制作のことや近作についてお話します。

7月のcapture Y3 アトリエアーティスト;築山有城
今回はアトリエアーティストの築山有城(彫刻家)さんの近況を語っていただきました。
まさに「いま何やってますか?」という事です。
そう言えば先週あたりから築山さん見かけんなぁ、みたいな話しが出てましたが、
なんと家族で南の島へお出かけしてたとの事。
おみやげの「ちんすこう」が差し出された時にやっと「沖縄方面かー」みたいな。



と言う事で親戚含め全9名での石垣島ツアーです。
石垣島編:
4泊した行程では魚釣りに驚いたらしい。
船でサッと沖合に出て竿を振ると釣れる魚は「マグロ」「カツオ」、こんなのが入れ食い状態!
とても本土(ココ関西)では考えられない状況です。
そんな夢の大物釣りが出来る自然は羨ましいですねー。
カツオなんかこっちでは炙ったり焼いたりしないと食べにくいけど、現地ではまんま刺身で美味しい。
そして忘れてはいけない「八重山そば」を堪能したとの事。
沖縄と言えば「ソーキそば」ですが麺と出汁は同じ感じらしいです。いや、自分は食べた事ないので。
とりあえず石垣島へ行かれた時にお楽しみください!





西表島編:
こちらは半日コース。
ここでの目玉はやっぱり「サキシマスオウノキ」。
テレビなどで時々紹介される映像がありますが実物は圧巻。
木の根が平たくて盛り上がってるのが特徴、と言えばなんとなく思い出しますかね。
あと近くにある湯布島へ水牛車で渡るアクティビティ。
こちらは旅行紙パンフレットなどでよく目にするのではないでしょうか。
青空、海、白砂、なつ真っ盛り。



あ、沖縄方面に行くとお茶は「さんぴん茶」ですね。
って言ってもジャスミンティーなのですが、売られているお茶の大多数がこの「さんぴん茶」です。
これも行ったらわかる現地のあたりまえさに自分もびっくりした事があります。



そんなこんな、この夏楽しい家族旅行のお話しを聞きました。



そして後半は最近の仕事について。
ここんとこハマッている塗料「カシュー」から始まります。
なんだかドロッとしたねばりっけの大きい塗料だなぁ、ぐらいにしか見えませんが、面白いらしいです。
ここしばらくこの塗料を使っての作品制作を続けているとの事ですが、先日は4Fで制作ライブも行いました。
なんだああ?カシューって、って思いますよね。それは、こんな塗料です。

「カシュー豆知識」
身近なことで案外知られていませんが、カシュ−塗料の元、カシュ−樹脂は"カシュ−ナッツ"の殻から搾りだ した油が原料です。"カシュ−ナッツ"はカシュ−塗料の原料を含む殻に守られてカシュ−の樹に育つのです。カシュ−の樹は漆科の植物ですが、その油は漆の ようにカブレることはありません。しかし、その油を原料とするカシュ−塗料は漆に似た性質を持ち、その肉持ちのあり、光沢あふれる塗膜は一見漆と見分けが つかないくらいです。カシュ−塗料のことを"カシュ−漆"と呼んだりするのはその為です。

と、まあ、ネットからコピペするとこうなります。
興味の湧いた方は是非使ってみてはいかがでしょうか?



そして、直近では7月20日(土)ー21日(日) [内覧会:19日(金)] の間、開催の「ART OSAKA 2013」「TEZUKAYAMA GALLERY」からの出展になりました。
ART OSAKA 2013は、実力派から若手まで現代美術を扱うギャラリー約50軒が、作品の質はもちろん、展示の質にもこだわって作家の紹介をする、日本最大のホテル型アートフェアです。
ああ、またコピペみたいですいません。

今回はTEZUKAYAMA GALLERYにてホテルの二部屋を確保され、一部屋には大きな作品一点。
ギリギリ設置出来たと言う円形のテーブル状木材に「カシュー」で描かれた作品です。
まあこちらは通常の「展示」スタイルですね。

そしてもう一部屋、こちらちょっと変わってます。
上の写真では分かりにくいですが、作品の持ち込みと言うより、部屋の備品等への細工です。
ホテルの部屋ってどんなイメージですか?
ベッドがあって、窓際のテーブルにはテレビ、ポット、シェードランプスタンド。
その他ドライヤーが設置してあったり、鏡も掛かってます。
まあいろいろありますよね。
「それらが全て15度に傾けられています」って、作品です。そうです、全部15度に!
なんで15度なん?
ってゆーか15度はどっから出てきたん?
まあ普通そお思います。
で、お話しではホテルと言うとホテルマン。
ホテルマンのマナーに注目すると、会釈と敬礼と最敬礼
これらのお辞儀の角度がそれぞれ15度、30度、45度とのこと。
そうなんです、この展覧会へようこそ、こんにちは、と言う15度の会釈を部屋全体で表現されていたのです。
むむむ、なるほどでしょ。



それでは、また、面白いお話し聞きに行きましょう!

鳴海健二 01カフェ日記
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