2014年1月22日
1/19(日)「くらいんのつ・ぼ No.2」写真レポート
2014年最初のQ2イベントは「くらいんのつ・ぼ No.2」です。
ダンサーと音楽家が一緒に即興で場を作っていく緊張感とスリルを間近で体感することのできるとても面白いイベントです。
その様子を少しだけ、写真と共にお届けいたします!
リハーサル前のミーテングの様子。とはいえ、みなさん長い付き合いになる方ばかりだそうで。
この「くらいんのつ・ぼ」はダンサーの角さんが立ち上げた企画です。昨年の10月に第一回目が開催されており、今年は年4回シリーズで公演することが決定しています。
角さんを中心に1年間じっくりと「くらいんのつ・ぼ」を作っていきます。
即興ではありますが、音楽家のみのフリーセッションからダンサーを含めた4セクションの構成と、ダンサー・音楽家はそれぞれ簡単なルールにそって進めます。
写真はフリーセッション時の山本公成さん。チラシにはサックスと紹介されていましたが、周りには楽器がたくさん。奥さまもパーカッションで参加されていました。
3日くらい前に急遽出演が決まった川崎義博さん。グラスをテーブルに落とした時の音をひろっています。
会場には出演者と観客の境界線がほとんどありません。
今回お客さんには受付でイスが渡され、座る場所を自分で決めてもらいました。
こういったパフォーマンス系の場合、ステージと客席の区別があらかじめされていることが多いのですが、観客が自身の視点を決めることでこの「くらいんのつ・ぼ」に能動的に関わってほしいという角さんの思惑が汲み取れます。
全体を見て/聞いているようで、自分が見よう/聞こうとしているモノしか認識できない。自分は何を見て/聞いているいるのか・・・そんなことを改めて考えさせられる、不思議な時間があります。
ダンサーのレナート・レオさんが動かしているのはただのテーブルではありません。
今回はこのテーブルがダンサーにとって動機の役割をもっています。船をイメージしているんだとか。このQ2のロケーションといい、ダンサーのみなさんもなんだか旅人のよう。
前回に引き続き参加のコントラバスの中島直樹さんとヴォイスの北村千絵さん。
物語も終盤です。
ダンサーと音楽家が即興でつくる「くらいんのつ・ぼ」
なんと、今後CAPのアーティストもビジュアルやコンセプトの面で参戦予定!!
また違った局面を迎える「くらいんのつ・ぼ」がどのように変化していくか楽しみですね。
ぜひ一度あなたの目/耳で体験してみてください。
次回の「くらいんのつ・ぼ」は4月20日(日)です。
詳細は追ってQ2ブログでもお知らせいたします。
また、「くらいんのつ・ぼ」は一緒にパフォーマンスを行う即興音楽家と即興ダンサーも募集しています。
興味のある方はSUMISHダンスワークラボ(TEL:090-3622-1625 角)まで。