2014年6月15日

6月のカフェ・イベント・プログラム

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「3tones」

2014年6月1日(日)~25日(水)*最終日は17:00まで

collector、painter、craftsmanによる作品の展覧会
■Gallery#1 「Mr.T's Collection展」
日本画の源流である中国の工筆画で描かれた美人画を展示。T氏のコレクション初公開。
■Gallery#2 「山本通3丁目の庭」
井ノ岡里子の日本画。春夏秋冬の植物のエネルギー等をテーマにした絵を展示。実際にはありえない四季の庭を詩集をつくるように構築。

カフェ展示
■カフェ 「Balance」(月火定休)
土井崇裕による奈良漆の器。用の美とは?生まれ育った奈良で漆の木を育て、その樹液を木のお椀に塗る。奈良漆椀の展示販売。

【関連イベント】
*オープニングパーティー 1日(日)15:30~
*ワークショップ「初夏のねりきり菓子をつくろう」【要予約】1日(日)13:00~15:00
講師:中田浩司(創作菓子いおり)、マスダマキコ(造形作家)/参加費:¥1500/持ち物:エプロン

*旬のものを味わう土曜ランチ 7日(土)、14日(土)、21日(土) 料理:足立陽子(ノマド)


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カフェトーク「心理の可視化:身体とテクノロジーのはざかい」
2014年6月28日(土)18:00~
司会・企画:オオタケンスケ(ダイアローグカフェ)/ゲスト:増田展大(日本学術振興特別研究員)/参加無料(要1ドリンクオーダー)

私 たちは身体を測定され、数値化や映像化を経て自らの身体が表象される場面にしばしば遭遇します。たとえば、X線画像、血液検査や心電図。今回は、19世紀 フランスの実験心理学において〈心理の可視化〉に尽力したアルフレッド・ビネのグラフ法をその一例として、身体/心理の測定とその表象に映像メディアがど うかかわってきたのかを中心にお話しします。



増田展大 MASUDA Nobuhiro 

美学・芸術学:写真映像論、身体表象論

おもに19世紀から20世紀初頭のフランスを事例として、写真をはじめとする映像技術と科学的言説(医学、生理学、心理学)との関係性、両者による身体の表象について研究しています。デジタル・ニューメディア論やアニメーション技術についての関心も。


2006.03 神戸大学文学部卒業(知識システム講座芸術学専修)
2008.03 神戸大学文学研究科修士課程修了(文学)
2008.04 神戸大学人文学研究科博士課程後期課程入学
2009-11 日本学術振興会特別研究員DC2【研究課題:新聞・雑誌メディアと視覚イメージ----世紀転換期フランスの視覚文化論】
2009-10 日本学術振興会優秀若手海外派遣事業(パリ第一大学美術史科にて在外研究)
2012.03 神戸大学人文学研究科博士課程後期課程退学
2012.04 日本学術振興会特別研究員PD(早稲田大学、現在に至る)【研究課題:身体の測定とその表象----19世紀末フランスにおける記録装置を中心に】
2013.11 神戸大学人文学研究科提出論文により博士(文学)取得【論文題目:身体の測定とその表象----19世紀末フランスにおける科学と映像技術----】
鳴海健二 03イベント
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