2014年5月18日

5/5(月祝)国境を越えたラーガ音楽Aプログラム 写真レポート

GWも終盤、Q2では久しぶりのインド音楽コンサートです。
とはいえ今回はコンサートのタイトルからも分かるように、「インド音楽」ではなく「ラーガ音楽」なのです。
インドという限られた地域で育まれていた音楽が、世界の各地で学ぶ対象となり、演奏されては人々を魅了しています。
2回シリーズのAプログラムでは、アメリカからサロード奏者のデイヴィッド・トラソフさんを迎え、一緒に演奏するのはバーンスリーのHirosさんとタブラーの中尾幸介さん。演奏者はもちろん、スタッフにもインド人は誰一人としていない中で、インド音楽のコンサートが始まります。

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まずはHirosさんより今回のコンサートシリーズについて説明が。
私も「クラシック」と呼ばれる西洋の音楽をやっていた者の端くれなのですが、改めて「インド音楽」から「ラーガ音楽」へという話を聞くといろんなことを考えさせられますね・・・今や日本の学校教育で我が物顔の西洋音楽だって昔はその地域固有の音楽だったわけですから。

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サロード奏者のデイヴィッド・トラソフさん。Q2の後も日本の各所で演奏予定があるそうです。
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CAPのインド音楽コンサートといえば、カレーは外せません!
今回のスタッフでいちばんインドに近いネーパル人のラームさんがカレー作りを担当してくれました。大根と長ネギと鶏肉の入っためずらしいカレーでしたが、これまたとても美味しかったです。


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演奏が始まれば小難しい話はさておき、その場に生まれる音に身をゆだねるのみ。
まずはHirosさんと中尾さんの2人から。人の声を思わせるよなうっとりとしたバーンスリーの音色です。
CAPのコンサートではよくバーンスリーやタブラーやら聞く機会がある気がするのですが、こうしてインド音楽のみを取りあげるのは実は久しぶり。
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GWの中日にたくさんの人にお越しいただきました。唯一残念だったのが天気です。
晴れていればちょうど夕陽が沈んでいく時間帯だったのですが、この日は小雨もぱらつく曇りでした。

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休憩時間にはラームさんのネパールカレーが大人気!この満面の笑みからどれだけ美味しいか伝わるはずです!!

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休憩明けからはデイヴィッドさんと中尾さんの演奏です。
このサーロドという楽器、形はアコースティックギターなんかに似ていますが、音は割と緊張感があります。デイヴィッドさんの音もバーンスリーとはまた違った色気がありますね。
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バーンスリーとサロード2人の演奏を支えてくれた中尾さんのタブラーもすてきでした。
盛り上がっていくなかで2人の息が合う瞬間は聞いていて本当に気持ちいいものです。

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最後は3人でベンガル地方の民謡を演奏してくれました。

「国境を越えたラーガ音楽」は6/1(日)にも開催されます!
アメリカからバーンスリー奏者のスティーヴ・ゴーンとタブラー奏者のタイ・バーホーを迎えます。
詳細はこちらの記事からもどうぞ。5/5&6/1 Raga music beyond the border !
チケットはご予約が断然お得です!ご予約はメールでイベント名とお名前をお知らせください。

Takahashi Satoko 03活動日誌
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