2014年6月15日

6/14 第二回 きゃっぷおんせん~CAP 音泉 写真レポート

音楽の混浴!良い湯でした〜。写真でレポートします。

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第二回きゃっぷおんせんはこの人がいなかったらできませんでした!
音響全部一人で担当してくれた堀部さんです。
会場設定と客席と演奏者、楽器、進行、、、なんせ普通とちがうことばかり。
ほんと、ありがとうございました!
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このミキサーはCAPでいつも使っているもの。
そしてその横には堀部さんの別のミキサーが、、、繋がってます。
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チャンネル、ほぼフル稼働で、実はもうひとつ小さいミキサーも使っていました。ついでにタブラーの松本さんがもうひとつミキサーをもってきていました。
大浴場!!
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この写真は本番前夜のリハーサルです。よろたけしさんのダンスと打楽器軍団、祝丸さん(和太鼓)、藤沢バヤンさん(タブラー)、岩本象一くん(パーカッション)。リハーサルで既に盛り上がっちゃいました。

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当日です。リハーサル後。
いきなりご飯食べてます。C.A.P.の理事長、トモさんこと杉山知子さんが豚汁を作ってくれました!
カウンターでうまそうに食べているのはセッションCグループの面々。手前から、松本晃祐(タブラー)、HACO(声+小物)、今西玲子(筝)、児嶋佐織(テルミン)、のみなみなさまです。

そうです、この日はいくつかのセッショングループに分かれて演奏があり、最後に全員で大セッションとなりました。当日のプログラムをご紹介しましょう。

■Aグループ
  小島剛(ラップトップ、バンジョー)、祝丸(和太鼓)、宮本玲(ヴァイオリン)、バヤン(タブラー)、  
  HIROS(バーンスリー)

■Bグループ
  金子鉄心(イーリアンパイプ)、中村好伸(ギター)、岩本象一(パーカッション)、大橋一慶(タブラー)
  宮本玲(ヴァイオリン)

■Cグループ
  今西玲子(筝)、児嶋佐織(テルミン)、HACO(声+小物)、松本晃祐(タブラー)

■Dグループ
  丁健史*(ダンス)、祝丸(和太鼓)、岩本象一(パーカッション)、藤沢バヤン(タブラー)

■Eグループ
  シモダノブヒサ(歌、ベース)、宮本玲(歌、ヴァイオリン)、丁友美子(歌、リコーダー、他)、岩本象一(パーカッション)、中村好伸(ギター)中尾幸介(タブラー)

■Fグループ
参加者全員の大セッション

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手前で箸をもっているのは、最近、インド音楽の時にいつも手伝ってくれるラームくん。今回もフードコーナーで活躍。
ラームくんと向き合ううれしそうな二人は、よろ兄妹。
リハーサルも終わり、本番前のひとときです。
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Aグループ:小島剛(ラップトップ、バンジョー)、祝丸(和太鼓)、宮本玲(ヴァイオリン)、バヤン(タブラー)、  HIROS(バーンスリー)の演奏です。
隊長は小島さん。写真に写ってるのは左が祝丸さん、右はHirosさん。
「これは小さな旅館のおんせんです。湯船には一度に2人か3人しか入れないので、他の人は頭でも洗ってて下さい」という、全面的に音楽的指示の結果、いくつかのデュオやトリオを他の人が下支えしながら30分ほどの演奏が展開されました。以外と的確な指示だった!
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Bグループ:金子鉄心(イーリアンパイプ)、中村好伸(ギター)、岩本象一(パーカッション)、大橋一慶(タブラー)、宮本玲(ヴァイオリン)
イーリアンパイプスの世界!アイルランドはどうもインドと繋がっているようです。パイプのドローン音とタブラーのドローンの上で、いろいろな音が飛び跳ねていました。ヴァイオリンの宮本さんはこの日、突然一緒にやりたい!ということでこのようなメンバーに。中村さんのオープンチューニングのギターもサズ風でよかったなあ。
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このセッションでタブラーの大橋さんは3つのピッチのタブラーを使いました。柔軟なんですねー。
すばらしい演奏でした。
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その真ん前では中村さんがギターを弾いてるんですが、なんかすごい譜面、というかメモというか、、
チューニング変えてるから多分ややこしかったでしょうね。演奏はそんな事を感じさせない、清々しく疾走するような音楽でしたが。
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Dグループ:丁健史yoro_takeshi(ダンス)、祝丸(和太鼓)、岩本象一(パーカッション)、藤沢バヤン(タブラー)
よろたけしさん、踊りまくりました!
ダンスと打楽器軍団の迫力のプログラムです。
あの狭いスペースでよくこれだけ踊った!みんなノリノリ〜〜!
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Cグループ:今西玲子(筝)、児嶋佐織(テルミン)、HACO(声+小物)、松本晃祐(タブラー)

これまたすごいセッションでした。もともと今西さん、児嶋さん、Hacoさんの3人はよく一緒に演奏されているとのことで、もう世界観がばっちりでています。
そこにどんな風にタブラーで割り込んで行ったら良いのか???松本さんは悩んだんでしょうね。
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タブラーから手元のミキサーへ、そしてエフェクターが、、
昨年、ふいごっちとの演奏で活躍の松本さんとは打って変わって、スペイシーなサウンドを繰り出したのでした。
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松本さんに向きあって、箏の今西さん、歌のHACOさん、テルミンの児嶋さん。
天上の湯船!素敵な演奏でした!
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Eグループ:シモダノブヒサ(歌、ベース)、宮本玲(歌、ヴァイオリン)、丁友美子(歌、リコーダー、他)、岩本象一(パーカッション)、中村好伸(ギター)中尾幸介(タブラー)

わたくし(シモダ)のセッショングループはQ2 Pelicansに中村好伸さんと(ギター)中尾幸介さん(タブラー)を迎えたかたちでした。自分でやってみてほんとにタブラーって面白いなあとおもいます。接着剤みたいになんでもくっつけちゃう。
中村さんのギターのおかげでいつもより安心してみんな演奏できました。いつも音が薄いですからねー、ペリカンズは。気持ちにゆとりができるっていうんでしょうかね?口座に残高がいっぱいあるような、余裕だもんね、な気分です。
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帽子好きの中尾さん。うれしそうに叩いてます。こっちもうれしくなるなあ。
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このセッションは歌が中心、ということが他のセッションとちがってました。歌ものです。
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そして、最後。全員参加の大セッションです。
曲の構造はHirosさんが作って、当日のリハーサルで音合わせ。
基本的にはインド音楽の演奏でつかう手をもってきて、みんなで即興しよう、という曲でした。
キーはイーリアンパイプスのドローンになっているDにして。
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「きゃっぷおんせん」の肝であるタブラーという楽器。このセッションでは真ん中の絨毯に4人のタブラー奏者が座り込み、その周りを全員が取り囲みつつ演奏し、その周りを聴衆が包み込み、そのまた周りをスピーカーの音が包み込む!
まさにおんせんスタイル!?といっていいのかよくわかりませんが、タマネギみたいなフォーメーションで終始、不思議で楽しい演奏が続きました。涙はでません、わくわくします。

神戸経済新聞の植月さんが来てくれて、記事も書いてくれました。
植月さんありがとうございました!
お客さんはわりと少なめでしたが、来てくれたみなさんと演奏者からは「またやってくれ!」と励ましの言葉をいただきました。
また開催できるよう、これを読んでいただきましたみなさまも観客となってご協力いただけましたら、大変ありがたいです。
では、きゃっぷおんせん、次の機会もちかいうちに実現しますように。
shimoda 03活動日誌
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