2014年6月 7日

6/1 国境を越えたラーガ音楽Bプログラム 写真レポート

シリーズ第二弾は、バーンスリー奏者スティーブ・ゴーンをフィーチャー。写真レポートお届けします。

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インド音楽は、インドの国土を超えいろいろな国の音楽家に演奏される「ラーガ音楽」となった!
ということで第二弾はアメリカ人のバーンスリー奏者、スティーブ・ゴーン氏を迎えて開催しました。
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今回の演奏家はこの3人。下手から企画も担当のバーンスリー奏者、Hirosさん(日本人)、タブラー奏者のタイ・バーホさん(アメリカ人)、そしてバーンスリー奏者のスティーブ・ゴーンさん(アメリカ人)。
だれもインド人いませんね。
Hirosさんとスティーブはインドやアメリカ、それから神戸で会ったり、互いの家に泊まったり、という古くからの友人だそうです。しかし共演は今回初めて。もちろんタイさんも長いおつきあいのようです。
このショットはコンサートのはじまりですが、リラックスしたいい雰囲気です。
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1部はHirosさんのソロ。相変わらずすばらしい演奏でした。タブラーのタイとの相性もばっちりです。
そして2部。スティーブの演奏です。
長めの楽器は柔らかな温かい音で、演奏は緩急自在、スケールの大きさを感じさせるすばらしい音楽家です。そういえば彼はグラミー受賞のアーティストでした。
タブラーのタイもどこかアメリカンなおおらかさを感じさせる、打楽器なんですがすごく音楽的な、、っていうと変ですが、これまで聴いたことがないようなすばらしい演奏でした。
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そして3部が予想を超えた面白さで圧倒されました。
スティーブとHirosさんのデュオをタイのタブラーが受け止めるという、三者掛け合いのセッションです。初めての共演とは思えない、息の合いようです。なんだか妙な表現ですが、掛け合い漫才を堪能するような、演奏者の息をしっかり受け止められたような興奮を感じました。笛の音はあくまで柔らかく、仲良く野を舞う二匹の蝶を眺めているような錯覚に、、、あああ、また聴きたいですねー。
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この日、アメリカ人お二人のCDも販売しました。
インドの古典音楽以外にも、ジャズやフラメンコ、ニューエイジ、、、様々なスタイルの音楽を制作しています。タブラーもバーンスリーもいろいろに機能する楽器です。聴かせてもらって、どのジャンルでも演奏のレベルの高さ、音楽の解釈の面白さにびっくり!

さて次のQ2の音楽企画は、このタブラー奏者4人を国境を越えまくった音楽が取り囲むという趣向です。6月14日、Q2での「きゃっぷおんせん」、お楽しみに。
ぜひお越し下さい。
きゃっぷおんせんはFACE BOOK EVENTも立ち上がりました。
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