2009年7月12日

7/11藤川怜子と藤本由紀夫

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7月11日土曜日 アーティストトーク最終回は、C.A.P.メンバーの中でも貴重な20代の作家 藤川怜子さんと、C.A.P.創立当初15年前(!)からの一員である藤本由紀夫さんでした。

藤川さんは10代の時に、藤本さんの展覧会@西宮大谷記念美術館 を観て作家を目指すようになったそうです。自身の家族に対する様々な思いを作品化しようと試みた学生時代、親友の死や苦悩をテーマに制作したインスタレーションなど、映像も交えたレクチャーでした。
CAP CLUB Q2に設置している巨大な鉄の蝶も彼女の作品です。

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代わりまして藤本さんです。
藤本さんは、このトークが行なわれているスペースを「ライブラリー」にしていきたいとのこと。
通常の図書スペースではなく、アートに関する様々な資料をここに集めて、誰でも気軽に来れる、会話を楽しめる空間にしていきたいとのこと。
また、先日開催されたイギリスはバーミンガムでの展覧会において、総計1111個の時計を用いたインスタレーション作品を発表。
その詳細について写真を交えてお話いただきました。

全5回にわたって開催して参りましたアーティストトーク、今回で終了です。
全体を振り返ってみると、CAPメンバーのアーティスト達がいかに多種多様であるのかがよく分かりました。年代を超えた交流はもちろんのこと、各作家同士またはご来場いただく方々とのコミュニケーションによって、C.A.P.の活動は展開していきます。
スタジオは常にオープンです!トークに参加できなかった方々もぜひお気軽にCAP STUDIO Y3にいらして下さい。お気に入りの作家や作品が必ず見つかるはず!?

(レポート 築山有城)
shimoda 01Y3日記
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