2012年6月20日

Painter's Materials Cafe第二弾!


カフェ展示「井ノ岡里子〜Harmony〜」の関連企画、Painter's Materials Cafe第二弾です!
皆様のお越しをお待ちしております。

6/23(土)11:00〜 
足立陽子さんのスペシャルメニューです!

〜メニュー〜
... ランチ
 あやの畑プレート / 400yen
  えんどう豆のコロッケ
  ほうれん草と菊名のソテー
  牛肉入カレーピラフ

...スナック&スウィーツ
 スコーン / 150yen(4個入)
 ラズベリー&クリームのプチケーキ / 200yen(2個入)
 イギリス式チーズトースト / 150yen
 アフタヌーンセット / 450yen(上のメニュー3種盛り)

こちらのメニューとY3カフェ店長・鳴海さんのこだわり通常のメニューがございます。
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2012年6月20日

6月のY3プログラム

CAP STUDIO Y3での2012年6月のプログラムをご案内します。 *プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
【メールニュース】購読ご希望の方はタイトルに「メールニュース希望」と書いてお知らせ下さい。
購読を希望する
CAP STUDIO Y3
【6 June】
1(金)Nobu's cafe〜本の交換  〜明治から昭和初期の文学

2(土)〜7/1(日)カフェ展示「井ノ岡里子〜Harmony〜
  *関連企画
  ・3(日)11:00〜18:00 Painter's Materials Cafe

3(日)トークの穴 vol.03「木工独学」  築山有城

9(土)〜7/1(日)田辺朋宣 個展「夢のあきらめ旅行2〜私たちが何をしとるかは分からんでしょう〜

10(日)CAP STUDY 3「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第1回:美術館を知る(1)ニューヨーク近代美術館【要予約】

    *全10回分の日時、テーマ一覧はこちら
    *ビブリオテーク208ext facebook page

22(金)〜24(日)「ジョナキ・ポカ」東野健一 自費出版本完成展

23(土)CAP土曜クラブ モダン和ークス「ちゃたくでPOP!」【要予約】

24(日)カフェトーク「呼吸する美術 breathing art について


*「caper6月号」のピックアップ記事 「C.A.P.と音楽」はこちらです。
*C.A.P.のアーティスト、外での活動情報はこちらです。



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Posted by kono at 17:35 | コメント (0)

2012年6月20日

7月のcapture「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」今年度の開催に向けて。


1207_capture_th_bibliotheque208-2.jpgとにかく、やはり、中途半端であった――これが昨年度、10回の移動美術資料室を行った感想です。全体のテーマ間の関連も見えず、深まりもなく、驚きも感じず・・・。それでも10回皆勤の参加者もいらっしゃり、かえってこちらの方が恐縮する次第でした。

そうはいっても、得ることはありました。当初のうたい文句、つまり「美術資料を皆で見て、読み、話すことにより、学校の授業とも公開講座とも違う、いかにも美術らしい共同体験の場」が幾分なりとも実現していたからです。資料提供者である私の理解や知識をはるかに越えた、参加者からのコメントや情報提供、意見交換が相次ぎ、結果的に一種の知のワークショップが(常にではなかったですが)誕生していたように感じました。ある意味、主催の私自身が一番得をしたかもしれません。

そもそも美術資料室を設け、公開し、皆さんに利用していただこう、という大それたことを思い付いたのがつまずきの発端。資料の整理などひたすら苦行のようにすべきものですが、そんなことには最初から耐えられるはずがありません。結果として、「ビブリオテーク208」はますます混迷の度合いを増し、あろうことか、未だに購入などして増える一方なのです。既にして収納の場所もなくなり、適切でないたとえですが、「バベルの図書館」状態。それでも、移動資料室開催のお陰で資料整理やデータ化が少し出来たことは前進と考えています。

しばしば質問されますが、世の中の情報化の流れとは違って、何故書物という「もの」としての美術資料に固執するのか、と。置き場所に困るなら、スキャンしてデータとして保存すれば良いではないか・・・。確かに時流には乗ってないし、深遠な哲学に基づいているのでもありません。美術とは基本的に「もの」に依拠している、という原理論を振りかざすつもりはないのですが、少なくとも美術と「もの」とはきわめて親和性が高いのは間違いないと思います(「もの」と本とに話を戻せば、その点にアーティスト・ブックと呼ばれているものの存在理由が明らかとなるでしょう)。

要は私の個人的な趣味が、目標もないままに30年以上の年月を経て、現在のようになってしまった、というのが正直なところ。冒頭に記した中途半端さも、結局このことと原因・結果の関係にあるのでしょう。

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さて、今年度もCAPにお邪魔することになりました。昨年の反省に基づき、内容一新・魅力倍増と行きたいところですが、果たしてどうなることやら。

今年度の「目玉」は2つあります。その1つが、10月14日開催の「ビブリオテーク208 秘蔵資料大公開」。詳細は未定ですが、とにかく、「これは!」と思えるものを紹介したいと考えています(「たったこれだけ〜」とならないように頑張ります。「鉄分」も少し加えます・・・)。

もう1つが来年1月20日に行う、「この一冊!」。参加者各自に、これぞと思う自慢の秘匿資料を持ち寄っていただく、いわば、ブック・パーティ。その資料にまつわるお話もうかがいたく、皆様、今からご準備をお願いいたします。

最終回の2013年、3月10日には、「アーティストの仕事を理解する(2)」を予定。幅広い領域でパイオニア的な仕事を開拓してきた山口勝弘(1928年〜)の歩みを辿りつつ、仕事の全貌を明らかにしたいと、これまたかなり無謀な試みに挑戦します(「実験工房」に関するまとまった展観の開催に合わせています)。

どうか今年度の「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」、ご期待いただくとともに、有形無形のご協力をお願いする次第です。


森下明彦(ビブリオテーク208.ext主催 メディア・アーティスト、美術・音楽愛好家)
フリーで美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室(神戸市)の開設公開を準備中。
また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」という名称の映像上映会を企画。


【今後の予定】
7月8日    古書店のカタログ
8月19日    美術と電話 
9月9日     雑誌を改めて読み直す(3):アート系リトル・マガジン  
10月14日    「ビブリオテーク208」 秘蔵資料大公開  
11月11日    池長孟:神戸の大コレクター 
12月9日    リプリント/復刻版特集 

2013年
1月20日    この一冊! 
2月17日    DVD/VHS:蔵出し/虫干し
3月10日    アーティストの仕事を理解する(2):山口勝弘
→3月31日に日程変更しました。


facebook pageもあります。昨年度全10回分のテーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、2011年「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。
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2012年6月20日

7/28(土)〜8/5(日)CAPARTY vol.38「アート林間学校2012〜夏休みだからやったことないことをやってみよう大作戦」

7月11日(水)午前10時より予約受付を開始します

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楽しい夏休み、みんなで一緒に過ごしましょう!
好きな講座をじっくり選んで時間割を組んでみてください。

日時:7月28日(土)〜8月5日(日)
参加費:各講座受講料(材料費、保険料含む)

完全予約制、7月11日(水)午前10時より予約受付を開始します。(受付開始日時以前に申込まれた場合、受け付けられませんのでご注意ください。再度お申し込みお願いします。)

問い合わせ/申し込み: tel/fax:078-222-1003  e-mail:info@cap-kobe.com
*e-mailの場合は、タイトルに「アート林間学校」とお書きの上、
希望講座番号(講座名)、希望受講日時、氏名、年齢、住所、電話番号をお知らせ下さい。
こちらから折り返し、予約確認のご連絡を差し上げます。

申し込み先着順 定員になり次第、講座毎に締め切りとさせていただきます。ご了承ください。

主催:C.A.P.(芸術と計画会議)   神戸市教育委員会

チラシPDFダウンロード
*外面
'12_Summer_01.pdf
*中面
'12_Summer_02.pdf

昨年の様子(その1その2その3その4)です。
2011年「caper7月号」のピックアップ記事「アート林間学校」はこちらです。

〈注意事項〉
*どの講座も汚れてもよい服装でご参加ください。また、水を使う講座では濡れることがありますので、精密機器を携帯される方は注意してください。
*小学2年以下は保護者の方が付き添ってください。保護者の方も受講される場合は、別途受講料が必要です。
*水筒、タオルその他各自必要と思われるものをご用意ください。
昼食はカフェで500円の日替わりランチを用意します。お弁当を持ってきて頂いても結構です。ランチはできるだけ講座申込み時にご予約ください。
*受講の様子を撮影し、後日C.A.P.のホームページと報告書で使用いたします。予めご了承ください。
●参加費:お支払いはすべて当日、現金にて釣銭のないようお願いいたします。
●準備の都合上キャンセルはお早めにお知らせください。

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アート林間学校2012  <プログラム>

(1)大道芸講座
講師:リバー(大道芸人)
日時:7月28日(土)1回目 10時〜12時、2回目 14時〜16時
対象:小学4年~大人
定員:各20名
受講料:2,000円
ジャグリングやマジックの道具作りなどを行います。日常の空間がパフォーマーにより非日常の空間に変わる、大道芸の世界を覗いてみましょう!1回目か2回目、どちらか選んで参加してください。


(2)ねこかぶりをつくる
講師:木村のぞみ(陶芸作家)
日時:7月28日(土)、7月31日(火)各10時〜14時、8月2日(木)10時~12時 *3回連続受講
対象:小学4年〜大人
持ち物:新聞紙(朝刊分くらい)
定員:10名
受講料:3,000円(全3回分)
ねこかぶりとは「本性を隠して、おとなしそうなふりをすること。」ねこかぶりを具現化させたかぶりものをつくってみましょう。新聞紙や紙粘土でかたちをつくり、アクリル絵の具で装飾を施します。


(3)ふわふわかるい生き物をつくろう
講師:澤田摩耶(絵描き)
日時:7月28日(土)、29日(日)各13時〜16時、8月5日(日)10時~16時 *3回連続受講
対象:小学5年〜大人
定員:5名
受講料:3,000円(全3回分)
ふわふわ軽くてすべすべ気持ちいい、不思議生き物の正体は?作って確かめてみましょう。3日間で1つの作品を作ります。


(4)羊毛で模様をつくる☆もこもこランチクロス
講師:植田麻由(やきもの造形作家)
日時:7月28日(土)、29日(日)各16時〜18時、8月4日(土)、5日(日)各14時〜17時 *4回連続受講
対象:小学4年〜大人
定員:10名
受講料:3,000円(全4回分)
ランチクロス(お弁当包みふろしき)に羊毛でモコモコ模様を付けて玉ねぎで染めます。絞り染めを組み合わせてもいいね。神戸の羊の原毛(刈ったままの毛)を洗濯するところから全て自分でやってみよう!


(5)サマードレスをつくろう>>>募集締切となりました。
講師:井階麻未(画家)
日時:7月29日(日)10時〜16時
対象:小学1年〜大人
定員:10名
受講料:3,500円
持ち物:鉛筆、消しゴム、裁縫用のハサミ
夏にぴったりの服を自分で作ろう!染料で自由に布に絵を描いて、女の子はワンピース、男の子はシャツに仕立て上げます。最後は服を着て、夏の太陽・入道雲の下で記念撮影をするよ!


(6)はんだごてで遊ぼう。基板を分解しよう。
>>>募集締切となりました。
講師:田岡和也(美術家)
日時:7月29日(日)11時〜12時
対象:小学3年〜大人
定員:5名
受講料:1,500円
まずは、はんだごての使い方を覚えます。はんだごての使い方に慣れたら、基板の上に乗っている、いろんなカタチの小さなパーツを取り外して、バラバラに分解してみよう。


(7)重ねてポン!>>>募集締切となりました。
講師:梶山美祈(造形作家)
日時:7月29日(日)13時〜16時
対象:小学1年〜大人
持ち物:牛乳パック、ぞうきん、作品を持ち帰る袋
定員:10名
受講料:2,000円
透明の塩ビ板4枚に様々な画材、手法で絵を描きます。それを重ねて1つの絵が出来上がります。完成したら、他の人と絵を交換したり窓に透かせたりして新しい絵を発見しましょう。


(8)にじのせいさく
講師:山田麻美(美術家)
日時:7月29日(日)15時〜18時
対象:小学1年〜大人
持ち物:濡れてもいい服装と着替え、タオル、霧吹きプリズムなど、虹を出せそうなものがあればご自由にどうぞ。
定員:10名
受講料:2,000円
画用紙に絵を描くみたいに、空間に虹をえがいてみよう!どこにつくる?どんなかたち?どんな大きさ?いろんな虹を考えて、いっしょに試して作ってみましょう。


(9)石鹸うなぎを作ろう!〜ヌルヌルするよ☆>>>募集締切となりました。
講師:JOE(美術作家)
日時:7月29日(日)15時〜17時、8月4日(土)14時〜15時 *2回連続受講
対象:小学1年〜大人
持ち物:マスク、着替え
定員:6名
受講料:2,000円(全2回分)
うなぎってヌルヌルしてて、つかめなくってヌルンって逃げて楽しいよね。でも、"うなぎで遊ぶ"ってなかなかできないよね。じゃ、石鹸でうなぎを作ったら"うなぎ遊び"ができちゃうかも?!炭と石鹸パウダーを練って粘土みたいに作ります。7/29は石鹸うなぎ作り、8/4は乾かして完成した石鹸うなぎをプールに入れて遊ぼう!


(10)かしこくなる!?ザ・将棋 ~ルーキーの巻~
講師:築山有城(彫刻家)
日時:7月31日(火)10時〜12時
対象:小学4年〜大人
定員:8名
受講料:2,000円
夏休みと言えば将棋!昔から将棋を指すと頭がよくなると言われています。まったく知らなくても大丈夫。まずはみんなで将棋のルールを覚えましょう。


(11)でっかいかべに絵を描こう、それから白く塗りなおそう>>>募集締切となりました。
講師:桜井類(画家)
日時:7月31日(火)、8月1日(水)各14時~17時 *2回連続受講
対象:小学生
定員:12名
受講料:3,000円(全2回分)
自分のからだより何倍もおおきなかべに、好きな絵を思いっきり描いてみよう。描き終わったら、絵と一緒に記念撮影。次の日にはローラーを使って、かべに白いペンキをぬり、きれいに元通りにしよう。


(12)光と影の物語をつくろう>>>募集締切となりました。
講師:マスダマキコ(造形作家)
日時:8月1日(水)10時〜16時、8月2日(木)10時〜16時 *2回連続受講
対象:小学生
持ち物:おもしろい影のできそうなもの
定員: 8名
受講料:3,000円(全2回分、DVD付き)
真っ暗な部屋の中で、光と影で遊びます。
さらに身近なビンやクリップや空き箱をつなげて形を作り、影を動かして物語をつくりますよ。音や語りもつけてアニメーションとしてDVDに仕上げちゃいます。完成したDVDは後日送付します。*この講座は子どもだけで参加してください。


(13)造船入門>>>募集締切となりました。
講師:ポール・ベネ (アーティスト)、山村幸則(美術家)
日時:8月1日(水)13時〜16時
対象:小学1年〜大人
定員:10名
受講料:3,000円
船はその役割によって、さまざまな種類、かたちや色、大きさがあります。元船大工のPaulさんとダンボール船長2人の特別講座。卓上に飾れる自分だけの船を制作してみましょう!


(14)とにかく指す!!ザ・将棋 ~いぶし銀の巻~
講師:築山有城(彫刻家)
日時:8月1日(水)15時~17時
対象:将棋のルールを知っている方
定員:8名
受講料:2,000円
年齢制限はありません!ルールを知っている方ならどなたでも参加可能です。世代を超えて、本将棋を指します。教え教えられ強くなっていく、局後には感想戦を。


(15)夏の一日を漫画にしよう>>>募集締切となりました。
講師:井階麻未(画家)
日時:8月2日(木)、3日(金)各10時〜16時 *2回連続受講
対象:小学1年〜大人
定員:10名
受講料:3,000円(全2回分)
持ち物:鉛筆、消しゴム、筆ペン、描いてみたい画材なんでも(使いたい人はスクリーントーン)、カッター
漫画を描いてみたい人も、絵を描くのが苦手な人も、みんなで楽しく、夏の一日を漫画にしてみよう!誰でも描けます。2日間かけて、下書きをしながらじっくりゆっくり描きます。最後は冊子になるよ!


(16)カラフルどろんこ遊び〜自分を解き放とう〜>>>募集締切となりました。
講師:梶山美祈(造形作家)
日時:8月3日(金)13時〜15時
対象:小学1年〜大人
持ち物:着替え、捨ててもいいタオル
定員:8名
受講料:2,000円
4色の洗面器に入ったでんぷんのりを模造紙の上で投げたり、くっつけたりして遊びます。自分を解放してみましょう。
*ドロドロになるので、汚れても良い服装でご参加ください。


(17)ザ・シャボン玉スペシャルコース>>>募集締切となりました。
講師:藤川怜子(造形作家)
日時:8月4日(土)10時〜12時
対象:小学1年〜大人
持ち物:下着、着替え、ゴーグル、バスタオル・帽子
定員:10名
受講料:1,500円
割れにくいシャボン玉、ひとりでに大きく成長するシャボン玉、そして、からだをすっぽり2重に覆う大きな大きなシャボン玉。君はどれがお気に召すかな??シャボン玉スペシャルコースに、さぁどうぞ!


(18)山で魚つり- 海の生きものをつくって釣ってみよう!
講師:淺野夕紀(美術家)
日時:8月4日(土)10時〜15時
対象:小学1年〜大人
定員:20名
受講料:1,500円
一日かぎりのCAPうおつり公園!なにがつれるかはきみの手にかかっている!オリジナルの海の生きものをつくって泳がせてみよう!もしかしたら、まぼろしの○○○もあらわれる!?


(19)がっつり写生NOW!
>>>募集締切となりました。
講師:井ノ岡里子(日本画家)
日時:8月4日(土)、8月5日(日)各10時〜16時 *2回連続受講
対象:小学4年〜大人
持ち物:鉛筆、色鉛筆、水彩絵の具一式、筆、墨、硯、消しゴム、カッター、エプロン、タオル
定員:5名
受講料:6,000円
日本画は、絵作りのプロセスや画材、道具をとくに大切にします。心を清らかにして、まずは日々の写生からはじめましょう。モノクロとフルカラーを意識した写生を行いたいと思います。


(20)マイシートでレッツゴー・ピクニック♪
講師:カワサキマキ(ワークショッププランナー)
日時:8月5日(日)1回目 10時〜12時、2回目 16時〜18時
対象:どなたでも
定員:各15名
受講料:1,000円
シートとカラービニールテープを使って一人用のマイレジャーシートを作るよ。制作後はそれを持ってみんなで近くの公園にレッツゴー・ピクニック♪この夏、海に山に、いつでもどこでも大活躍!1回目か2回目、どちらか選んで受講してください。


(21)ふしぎ!ふしぎ!おひさまの力で○○が写真になっちゃう!
講師:藤川怜子(造形作家)
日時:8月5日(日)10時〜16時
対象:小学5年〜大人
持ち物:帽子、日光写真に焼き付けたい面白いシルエットのもの
定員:3名
受講料:2,500円
オリジナルのイラストやいろんなものをおひさまの力を借りて、特殊な紙にやきつけるゾ!もちろん、特殊な紙(感光紙)も自分で作っちゃいます。


(22)ヒーローに変身!?マイ変身ベルトを作ろう。
講師:瀬戸内戦士シマジマン(ヒーロー)
日時:8月5日(日)10時〜17時
対象:親子ペア(小学1年〜)
定員:10組
受講料:3,000円
スポンジみたいだけど丈夫な、ライオンボードという素材を使用します。自分だけの、本格的な変身ベルトを作ってみよう。


(23)スタンプポンポン、ランチバッグを作ろう!
>>>募集締切となりました。
講師:筒井都(クラフト作家)
日時:8月5日(日)13時〜15時
対象:小学1年〜大人
定員:15名
受講料:2,000円
多数の手作りスタンプ、布用ペン、クレヨンで自由に描き、世界にただ1つのランチバッグを作ろう!カッターを使える人は自分で消しゴムスタンプを作ります。


(24)包んでプチプチ!どっとプリント
講師:木村たけし(造形作家)
日時:8月5日(日)13時~15時
対象:小学1年〜大人
持ち物:不用なプチプチ(クッション梱包材)、プリントしたいもの(日用品や文具など)
定員:10名
受講料:1,500円
プチプチで、でっかく版画遊びしよう!絵の具を塗ったプチプチでいろんな物を包んで、ドット柄をプリントしちゃうぞ。なんでも水玉模様に変身!?宝箱や洗面器?いろいろ持ってきてね。


(25)小屋をつくってパーティータイム!
講師:NO ARCHITECTS(建築家)
日時:8月5日(日)13時〜17時
対象:親子ペア(小学1年〜)
定員:15組
受講料:2,500円
持ち物:好きなおやつ
みんなで一緒にひとつの小屋を作って、そのなかでパーティーをしよう!3時のおやつパーティーに向けて、親子で協力して壁とか窓とか屋根とか作ろう。

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2012年6月20日

7/22(日)「キャップランナー 百戦錬磨の旋風(ひゃくせんれんまのつむじかぜ)」vol.03


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池内美絵 「アリス」 飲み込み、排泄後、組み立てた人形 2008年

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岡本啓 「エアップレン」 Cプリント 90.4x110cm  ed,1  2011年
キャップランナー 百戦錬磨の旋風(ひゃくせんれんまのつむじかぜ)
vol.03

2012年7月22日(日)16:00〜18:00
話者:池内美絵(美術家)、岡本啓(美術家)、後藤哲也(オー・プロジェクツ代表/デザイナー)、Duncan Brotherton(オー・プロジェクツ デザイナー)
司会:田岡和也(アーティスト)
参加費:¥1,000(1ドリンク付)

「走る」ゲストを招いたトークショー。第三回目は夏休みスペシャルという事で、な、な、なんと!
豪華ゲストで2時間のトークショーとなります。


池内美絵(美術家)
プロフィール:1973年愛知県生まれ、愛媛育ち、京都、大阪を経て、2012年より神戸在住。
2005年よ りヤスデを飼い始め、イベント等で販売も行う。
池内美絵ホームページ


岡本啓(美術家)
プロフィール:1981年大阪生まれ、2004年 大阪芸術大学美術学科卒業。
ギャラリー椿(東京)ヨシアキイノウエギャラリー(大阪)にて個展。
アートフェア東京(東京)Art Osaka(大阪)韓国国際アートフェア・KIAF(ソウル)等、国内外のアートフェアに出品。


後藤哲也(オルタナティブワークスペースOOO 主宰/株式会社オー・プロジェクツ代表/デザイナー)、Duncan Brotherton(オルタナティブワークスペースOOO/株式会社オー・プロジェクツ デザイナー)
プロフィール:これからの働き方を模索し、「個」と「個」がつながる場所を志向するオルタナティブワークスペース。株式会社オー・プロジェクツは、そこから 派生するグラフィックデザインや企画・編集の仕事の受け皿として機能している。大阪のアート情報をバイリンガルで紹介するフリーペーパー『FLAG』や、 デザイン都市・神戸の情報を発信する神戸市発行のフリーペーパー『.DOCK』の企画編集デザインも行っている。
OOO - Out Of Office ホームページ


※トークショーの模様は録画、後日、USTREAMでの放送を予定しています。

キャップランナー・ツイッター
http://twitter.com/#!/CAPRUNNER
Posted by kono at 14:14 | コメント (0)

2012年6月20日

7/16(月・祝)「カフェ・デ・シュゲイ 〜ビーズでアクセサリー」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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「カフェ・デ・シュゲイ 〜ビーズでアクセサリー」
2012年7月16日(月・祝) 13:00~16:00
手芸の先生:チェリー
参加費:1,500円(1ドリンク付)
持ち物:シードビーズ、あればラジオペンチ、ボタンなどパーツになりそうなモノ
会場:CAFE&SHOP y3

ビーズやボタンを使ってアクセサリー作りに挑戦!
テグス糸で指輪のリングやブレスレットを編んでみます。
夏の海へのお出かけにもぴったりです。
Posted by kono at 12:26 | コメント (0)

2012年6月20日

7/14(土)CAP土曜クラブ「楽しく作ろう、ソックパペット」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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CAP土曜クラブ「楽しく作ろう、ソックパペット」
【要予約】 
*小学生以上の方はどなたでもご参加頂けます(小学生未満は、保護者と一緒にご参加ください)

2012年7月14日(土)13:00〜15:00
講師:倉智敬子(アーティスト)、髙橋糺、ジェームス・マッキン
参加費:1,000円
持ち物:あればいらなくなったソックス
 
片っぽだけになってしまったソックス、小さくなってもうはけないソックス、
ありませんか?それを使って、楽しいパペット(手人形)を作りましょう!
作り方はとっても簡単、どなたでも参加できます。できあがったら短い劇を
してみましょう。英語劇もできるので、英語も練習できるよ。
Posted by kono at 12:07 | コメント (0)

2012年6月20日

7/11(水)〜8/26(日)カフェ展示「ART×T-Shirt-アーティストのつくるTシャツたち-」


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カフェ展示「ART×T-Shirt-アーティストのつくるTシャツたち-」
会場:CAFE&SHOP y3
2012年7月11日(水)〜8月26日(日) 
10:00〜19:00 月火定休、最終日は17:00まで

真夏のカフェは約20名のアーティストのTシャツが勢揃い!
それに合わせて、CAPが過去に制作したオリジナルTシャツも大放出しちゃいます!
他にはない自分だけのTシャツを求めて、てくてく山を登りませんか?冷たいアイスコーヒーとクールなマスターが待っています♪

【参加作家】
淺野夕紀/井階麻未/井ノ岡里子/イラスト部/梶山美祈/木村のぞみ/小中瑞希/桜井類/jeruk/杉山知子/teko**/田岡和也/中澤雅子/鳴海健二/ぬのはらみほ/林大作/藤川怜子/マスダマキコ/松尾奏佑/松下沙織/もちちゃん/渡邊あ衣
・・・and more
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2012年6月20日

7/8(日)CAP STUDY 3「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第2回:古書店のカタログ


facebook pageもあります。
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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画像:「弘文荘待賈古書目 第四号」(1934)表紙
CAP STUDY3
「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」
第2回:古書店のカタログ
2012年7月8日(日) 15:00〜18:00
講師:森下明彦(メディア・アーティスト、美術・音楽愛好家)
参加費:500円/【要予約】 
整備中の「ビブリオテーク208」は、当初から美術資料室を目指していたのではありません。30年あまりの時間経過の中で、自然に集まってしまったのです。しかし、この「自然に」という意味は、簡単ではありません。後述します。

調査や研究の原則としては基本文献や参考資料に当たることから始まるので、どなたでも同じような経過を辿るわけで、ことさら特別ではありません。1つだけ異質なのは、私自身の興味の範囲が広く(別に言えば、特定の分野に飽き足らず、直ぐにいろいろと他に手を出すという浮気心の結果として)、その都度基本資料から押さえようとし、それでもそこを根城にする、といった意識が低いので、ある程度目処が付くとそれで止めてしまい、また、他所へと赴く・・・。とはいえ、それが広い意味での「美術」に収まっていたのは不幸中の幸いと言えましょうが、中途半端さは隠しきれません。

現在では新刊でも古書でも、ほとんど店頭では探しません。基本はインターネット(和古書なら、「日本の古本屋」、洋書なら「Bookfinder.com」で検索)。次に多いのが、古書店からのカタログ。次々と送られて来ますので、以前はその都度全ての仕事を中断し、急いで眼を通しました。何しろ店によっては先着順。目録が送られてきた時点でもう遅い!、といった場合もあるのです。

ただし、上記のこととは矛盾しますが、何と言っても一番面白いのは、偶然の出会い。店の棚でも、ネットでもカタログでも良いのですが、ざっと見ていく中で「あっ」と声を上げるものが時々混じっています。それをも含めて、個々の書籍や資料にまつわる「物語」が誕生しています(手に入れ損なった悔しさの方が多いのですが)。ですから、冒頭の「自然に」という言葉も、入手の際の出来事の詳細を捨象した時にだけ使えるのだ、ということを付記しておきます。

さて今回の移動美術資料室は、それ自体が1つの資料ともなっている、専門性の高い古本屋さんのカタログを集めてみます。中には販売目録であるにもかかわらず、志しが高く力がこもり、書誌であるより、テーマや人物に関して、関連するものがことごとく網羅されています。作成者の視点と努力が「関連するもの」の範囲と逸脱を決めていて、そのアクロバット的な技に驚くばかりなのです。以前はあまり残さなかったのですが、このテーマを決めてからは努めて貯めておくようにしてきました(そのために、数量的には多くありません、ご寛容を)。ほかに古書にまつわるエッセイ集も並べてみる予定です。とりわけ、古書店主がしたためそれは、古書の世界を垣間見ることの出来る窓となっています。

毎度のことながら「ビブリオテーク208.ext」は暴挙を承知の行動に出るのですが、今回も懲りずに挑戦します。それが、戦前から古書肆弘文荘を経営し、多くの貴重な古書を商ってきた、反町茂雄(1901〜91年)の業績を振り返ってみることです。

最後にご注意を。今回ご覧いただくカタログ類はすべて過去に発行されたものであり、お探しのものが掲載されていたとしても、入手には至らないでしょう。

主な古書店(順不同):
石神井書林、港や書店、えびな書店、魚山堂、秦川堂書店、喇嘛舎
Buchhandlung Walther K&#246;nig(ドイツ)、Vloemans Antiquarian Books(オランダ)

「Eyes」(丸善新刊洋書案内:美術・視覚芸術/1992〜2001〔?〕)

内堀弘『石神井書林日録』(晶文社/2001)
内堀弘『ボン書店の幻 モダニズム出版社の光と影』(筑摩書房:ちくま文庫/1992-2008)
中川道弘『古書まみれ』(弓立社/1997)

「弘文荘待賈古書目 第四号」(1934)
反町茂雄篇『紙魚の昔語り 明治大正篇』(八木書店/1990)
反町茂雄篇『紙魚の昔語り 昭和篇』(八木書店/1987)

末尾ながら、近刊紹介として:
古沢和宏『痕跡本のすすめ』(太田出版/2012)


森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)
フリーで美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室(神戸市)の開設公開を準備中。
また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」という名称の映像上映会を企画。

「caper7月号」のピックアップ記事 「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」今年度の開催に向けて。」はこちら、全10回分の日時、テーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、2011年「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。
Posted by kono at 11:37 | コメント (0)

2012年6月 8日

田辺朋宣 個展準備中

6月9日(土)からスタートの個展。田辺さん、準備中です。 2012060801.jpg
Y3のギャラリーを二つとも使って田辺さん、個展の準備中です。こちらは東側のギャラリー。
この展示パターンは初めてです。もう神殿のような礼拝堂のような、、、全部ドローイング。ドローイングの壁です。
初日は壁一面使っての公開制作もあり、オープニングパーティーも18:00から。

田辺朋宣 個展「夢のあきらめ旅行2〜私たちが何をしとるかは分からんでしょう〜」は、6月9日(土)から7月1日(日) まで。(10:00〜19:00/月曜休館)
ぜひお越し下さい。
Posted by shimoda at 15:49 | コメント (0)

2012年6月 3日

こんな本要りませんか?

ご連絡いただきましたみなさま、ありがとうございました。さっそくお問い合わせ頂き、現在受け渡し方法の相談がはじまりました。またこんなお話があればご紹介致します。本の交換会もまた開催しますのでぜひ要らして下さい。連絡ご希望の方はメールニュースの購読をお申込みください
以下、引き取り手が見つかりました。








6/1(金)にNobu's cafe本の交換を行いました。そしたら参加できなかった方からこんな情報が。


もう捨てざるを得ない本たちがあるとのことで、欲しい方がいればCAPのシモダまでご連絡下さい。
(e-mailはこちら。件名に「こんな本要りませんか係」と書いて下さい)
ご本人の連絡先をお知らせします。
以下のようなご連絡をいただいてます。

不要な本です。古本屋も持って帰ってくれないのですでに捨てはじめています。もしかしたら、美術の素材として物質的に本を使われる方があるかもしれないと思います。
1960年前後に出た筑摩書房の現代日本文学全集から。旧仮名、旧漢字で3段組。「名を廣次といふさうである」てな表記です。函入り。
芥川龍之介。谷崎潤一郎。高村光太郎、宮沢賢治、萩原朔太郎。斎藤茂吉。正宗白鳥。柳田國男。森鴎外。井伏鱒二。武者小路実篤。國木田独歩。有島武郎。高浜虚子。徳田秋聲。岡本かの子、林芙美子、宇野千代。他。いまなら30冊ほど残っています。有島武郎訳のまざあぐうすなんかも、訳詩集に入っていましたよ。読点で区切っているのは3人で一冊になっているものです。ご希望の方がありましたら、実家にあるので、できれば早めにご連絡下さいませ。

次回、本の交換は9月1日(土)の夜にcafeで行おうと思います。

Posted by shimoda at 18:25 | コメント (0)

2012年6月 1日

5月26日(土)CAP土曜クラブ「等身大の絵を描こう」レポート


去る5月26日(土)に、CAP STUDIO Y3にて土曜クラブが開催されました。今回のテーマは「等身大の絵を描こう」。講師はポール・ベネさんです。
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工作室から顔を出している龍のぼりの季節も終わり、セパ交流戦真っ盛りの今日このごろ。私としては追い上げられるの龍のことが心配ですが、気を取り直して梅雨を乗り切りたいものです。さて、前回は架空の龍を描いて作ってみましたが、今回描くのは、現実にここに存在している「私」であり「あなた」。講師のポールさん曰く、「ポートレート(人物像)描こう!」 でも、自分を描くというのはどんな方法で描いたらいいのか、なかなか難しそうな感じがします。そこでポールさんが提案するのが「等身大の絵を描こう」、という方法です。

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会場となるSTUDIO Y3の3階に向かってみると、ギャラリー1面にブルーシートが広げられ、その上に何枚か白い大きな紙が並べられているという状況。ここが今回の「等身大の絵を描こう」の舞台です。これからいったいどんな大がかりな作業が始まるのでしょうか。

画材として沢山のカラフルなアクリル絵の具が準備されています。そして事前にあった「汚れても良い服装で」というご案内。おわかりとおり、このブルーシートの上で、体全体を使って絵を描いていく、そんな作業が繰り広げられようとしています。
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まずは参加者どうしで大きな紙1枚につき、2人組を組んでもらいました。親子だったり、友達どうしだったり、今日初めて出会う人だったり......etc。そしてこの2人でポートレートの輪郭を最初に描いていきます。紙を前にして、どんな格好で描いてみるのか、まずは2人で相談。相談の後は、2人のうちの1人が紙の上に寝転んで、もう1人が鉛筆で輪郭を描いていきます。1人目が済んだらもう1人が紙の上に寝転がって輪郭を描いてもらう。紙の上には早速2人の輪郭ができあがりました。
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次にこの輪郭を濃い色のアクリル絵の具でなぞっていきます。「ゆっくり味わって描いていこう」とポールさん。大胆に力強く輪郭をなぞっていくペア、あるいは一筆一筆にこだわって色々なタッチを試してみるペア。もちろん、輪郭に使われる色も様々です。

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輪郭を塗り終わったところで、今度は内側の色を塗っていきます。今度はもっとカラフルな絵の具が登場。2人で相談を重ねながら、思い思いのカラフルな色を塗っていきます。果たして、輪郭の内側には、何がどんな色で描かれていくのでしょうか。興味はますます尽きません。

作業の様子を見て回ってみると、それぞれのペアの塗り方は十人十色。どれ1つとっても同じ塗り方はなく、様々な塗り方で輪郭の内側が埋められていきます。ちょうどその時来ている服に合わせて、服とその模様を描いていったり、模様を描いていったり、とにかく沢山の色を塗りつけていったり......etc、一口に人物像を描くと言っても、そこに現れる「表情」も様々です。
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本人に似ていることが求められたり、その人の地位を反映させる必要があったり、その時の状況や心情を露わにさせたりと、人物を描くというのは、なかなか一筋縄ではいかない、難しいテーマなのかもしれません。でも、2人がペアで作業をすれば、そこに人物がいた痕跡を残すことができるし、相談して色々な格好をさせることもできます。そして人物の輪郭の中には、2人の色々な思いが詰まった世界が広がっていきます。今回ポールさんが教えてくれたのは、そうやって自由に、そして広い世界に向かって自分を開放するように、人物の姿を描くやりかたがあるんだ、ということだったように感じました。

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さて、体を使って何かを描くとなると、一番簡単なのが「手形」ですね。今回も絵の具が余ったので、余った紙に、ぞれぞれ思い思いの色で手形を押しました。色というまでもなく、どれとして同じものがない沢山の手。そして、今回の土曜クラブの作業や思い出が詰まった、この時だけの手。でも、写真とかで好きな時に見ることができる手。「誰か」を表す一番シンプルなイメージだけれども、そこには有象無象の沢山の何か詰まっている──みんながこぞって押した手形も、今日の土曜クラブの大切なメッセージそのものなのかもしれません。

色々な思いができあがったポートレートや手形から聞こえてきます。「私のこの手がまっ黄に輝く!」、「僕のこの手が深緑に萌える!」......etc。ちなみに私は手形にこんな思いを込めました「俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利を掴めと轟き叫ぶ!!」


さーて、次回の土曜クラブは......。
「モダン和ークス「ちゃたくでPOP!」
日時は6月23日(土)13時~16時、講師の井ノ岡里子さんとマスダマキコさんと一緒にポップなお皿を作ります。お楽しみに!!
Posted by kono at 10:16 | コメント (0)