2011年3月29日

6/12より全10回 森下明彦 連続講座「ビブリオテーク208.ext」

予告 ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知 らせ下さい。110612biblio_3.jpg
ビブリオテーク208.ext
〜移動美術資料室がCAPにやって来る!

講師:森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)

開催日:毎月1回、第2ないし第3日曜日。15:00〜18:00  (6月から10回開催)
受講料:毎回500円。10回通し(前納)は4,000円。

三宮のとあるビルの一室に開設された美術資料室、「ビブリオテーク 208」。
中途半端でいい加減、大したものもないのに既に手狭となり、整理も滞り公開の目処すら立っていません。
そこで、移動図書館よろしく、資料を閲覧したい方々が集まる場所へ出張しようと考えました。
まずはアーティストの集まる CAP Studio Y3 へと巡回します。
美術資料を皆で見て、読み、話すことにより、授業とも公開講座とも異なる、いかにも美術らしい共同の体験の場が生み出されればと願っています。  (森下明彦)

【その他】
・毎回テーマに関連する資料を揃えます。
・必要な場合はテキストを指定し、参加者に予め目を通していただくこともあります。
・室長(森下)のレクチャーや映像上映を最初に行い、後半は各自で資料を読み解きます。
・可能ならディスカッションへと進みたい。データベース作成を共同で行うことも考えられます。
第1回 6月12日(日)
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資料室の歴史、あるいは、資料収集のきっかけ
6月12日(日)15:00〜18:00
資料:「Artists and Photographs」(Multiples, Inc. /1970年)、ほか

*定員枠を拡大しました。よろしければお名前連絡先などメールでお知らせ下さい。2回目以降の情報などもお知らせいたします。


【以降の予定】
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#2:アーティストの仕事を理解する(1):ソル・ルウィット  7月10日
#3:雑誌を改めて読み直す(1):「季刊 UP」  8月21日
#4:絵葉書の宇宙に彷徨い出す  9月11日
#5:脱線:「鉄」に染まる  10月9日
#6:宮武外骨に迫る(1)  11月13日
#7:宮武外骨に迫る(2)  12月11日
2012年
#8:雑誌を改めて読み直す(2):「芸術倶楽部」  1月15日
#9:神戸博覧会(1950年)を振り返る  2月19日
#10:美術資料の一形態、「エフェメラ」に探りを入れる  3月11日


*参加の皆様方のご要望にも可能な限り対応したいと考えます。
●テーマの例:
 ・歴史を画した美術展を辿る
 ・宮武外骨に迫る
 ・マニフェストを通して未来派を捉える
 ・図書館や資料館に関する資料を読み解く
 ・雑誌や新聞の付録に注目する
 ・災害と美術との関わりを考える
 ・雑誌「芸術倶楽部」(あるいは、他の雑誌)を改めて読み直す
   他の雑誌:「遊」、「美術批評」、「グラフィック・デザイン」、「アイ・シー・オール」、
   「季刊 UP」、「スーパー・アート・ゴクー」、「ulm」、「Whole Earth Catalog」・・・
 ・インターメディア:領域を越えることを問い直す
 ・アーティストの仕事を理解する:エド・ルーシャ、ソル・ルウィット、マイケル・スノウ、
   ナムジュン・パイク、山口勝弘、杉浦康平・・・
 ・美術資料の一形態、「エフェメラ」に探りを入れる
 ・特定の美術館の歴史をたどる:ニューヨーク近代美術館、・・・
    *その他、皆様方のご要望にも可能な限り対応したいと考えます。

●その他:
 ・CAP Studio Y3 以外にも巡回は可能です。ご相談下さい。

【森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)】
美術大学教員を昨年で退職し、現在は美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室の開設公開を準備中。また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」と名付けた映像上映会を企画。

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