2011年4月17日

4/16(土)evening art party「コヨーテ、回想する」 レポート

昨年末、惜しまれて休刊を迎えた雑誌コヨーテ編集長の新井敏記さんが、 コヨーテについて、また自身のについてお話をしました。
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新井さんは4/17(日)〜26(火)まで「コヨーテ、人と出会う」をクラブQ2で行います
*4/18(月)、4/25(月)、また4/22(金)は午後4時以降不在です。

今回イベントを行うクラブQ2について、新井さんは「今までは取材で外に忙しく動き回る日々だったが、昨年12月にコヨーテが休刊になり、新しく人にと出会ってお話をして改めて編集することについて考えてみようと思った。イベントを行うクラブQ2は海に面していて、目の前からフェリーが出航したり、アインシュタインやチャップリンが来航した場所。初めて来た時からとてもいい場所だと思った」と今回のきっかけについてお話されました。

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外が暗くなってきた頃に、星野道夫さんのDVDを鑑賞しました。
非常に美しい自然や動物の風景の数々に、じっくりと見入っていました。

私が新井さんのお話の中で興味深かったことは、コヨーテの雑誌創刊について考えていた時、新井さんが星野道夫さんから伺ったお話についてでした。
星野さんは新井さんへ「トイレで読める雑誌」がいいんじゃないかと提案されたとのことです。
「用を足すことは人間の生理で絶対に欠かせないことです。私は原野で用を足す時に動物に襲われないかと、とても緊張します。アラスカのフェアバンクスの家に帰ってきた時は、トイレにいる時間が一番落ち着きます。トイレの中では、旅をしてきた何日間のことを考え、次にどこへ行こうかと、先のことも考える。トイレで読める様な雑誌こそ、旅を伝える雑誌です」と新井さんは星野さんから伺ったそうです。


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トーク当日は、新井さんの著書やコヨーテのバックナンバーを販売しました。
最後に、本を購入された方にコヨーテの印鑑と新井さんがサインを入れられました。
写真右側はCAPメンバーのポールさん。珍しい印鑑にとても喜んでいました。

4/17(日)〜26(火)までの「コヨーテ、人と出会う」会期中、新井さんが特別に「コヨーテブレンド」のコーヒーを来場された方にご用意してお待ちしています。

また、4月23日(土)17時から、
トークイベント「コヨーテ、南東アラスカに向かう「北の大地で暮らす」
話し手:新井敏記、下田昌克(イラストレーター)、赤阪友昭(写真家)
クラブQ2で行います。
当トークイベントでは、普段見ることの出来ない星野道夫さんのDVD映像など上映を行う予定です。
参加費1,000円でご予約が必要ですので、ご予約は電子メールにてお名前をお知らせ下さい。

海の横のゆったりとした贅沢な空間へ、ぜひいらして下さい。
皆さまのご来場をお待ちしています。

kono 01Y3日記
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