2011年8月 2日
7/30森の中でヒノキの皮をむくーレポート
アート林間学校、校外学習7/30に行われた森の中でヒノキの皮をむくー講師マスダマキコーのレポートです。
校外学習日中バージョンは、再度山に行って、こうべ森の学校の皆様指導のもと、山の間伐をして、倒したヒノキの皮を剥くという、壮大なスケールの講座です。
長袖長ズボン、軍手、そして森の学校から、ヘルメットと、ベルト、ベルトに通すのこぎりと、剪定ばさみをお借りして、フル装備で山に入る本格的なプロジェクトです。
山に入る前に森の学校のスタッフに木を切り倒すときの説明をしてもらいます。
これが今日間伐するヒノキ。山の中で種類や、周りの状況など考慮してより健康な山になるように、伐採する木を決定します。
作業がしやすいように、木の根元の半径2mを刈り込みます。
まず、地面と水平に、倒す方向から、木の半分まで切り込みを入れます。
次に切り終わり点に向けて斜めからのこぎりを入れます。
皆で力を合わせてきれいな、すいかの形に抜けました。実はかなりくろうしてやっと抜けたこの感動をどうやったら伝えられるのか?!!
次に倒れる側とは反対から切り込みを入れます。開口部の上から3分の1のあたりを水平に木の中心に向かって切り進んで行きます。
あらかじめ木の高いところにロープをかけて、反対側には倒れないように引っ張ってあります。これから、のこぎりをひきながらロープを引っ張って木を倒します。
木が倒れる瞬間です。ライブで見たことなかったです。
これが切り倒した木の断面です。この木は樹齢ーーー年。
切り倒した木と切り株と写真撮影
お昼になったのでいったん山を下ります。午後からはいよいよ切り倒したヒノキの皮むきです。
まず、余分な枝を払います。
鉈を皮と木の間に差し込んで引くと、後ろの人のように面白いようにペラッと皮が剥けます。
最後は皆の戦利品とスタッフの皆さんとともに記念撮影。丸ごと一本、持ってかえります。
最後は道具の手入れまで教えていただいて終わります。
山から下りて、森の学校の校長先生のお話を聞いています。そしてログ。
森の学校のスタッフの皆さんは木のこと、山のことについてもいろいろなお話をしてくれました。再度山は、弘法大師が再度この山にのぼったことからこう呼ばれているとか、塩ヶ原は、修法ヶ原だということなど、地元で生まれ育って、遠足で何度も登っている山でしたが初めて知ることばかりでした。そして、山の学校の人たちの活動についても、今回の体験についても初めてだらけ。このようなボランティア活動によって森が手入れされていることを知りました。
森の学校は随時イベントを開催している模様です。ぜひ一度のぞいてみてください。
以上レポートは中村由紀子がお送りしました。
nakamura yukiko
01Y3日記
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