2011年9月15日

9/10(土)合同オープニングパーティの様子


9月10日(土)、詫間のり子個展「太陽とパーツ」とCAP企画展「Photograph〜アーティストの見たもの」の合同オープングパーティを行いました。
夏が戻ってきたような晴天で夜は気持ちがよかったです。
元々は9月3日(土)にオープニングパーティを予定していたのですが、のそのそと緩い速度で進んでいた台風タラスの影響で暴風警報が発令され、次の週に延期しました。
本当にたくさんの方に参加していただき、とても嬉しく思います。
足を運んで下さったみなさま、本当にありがとうございました!

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詫間のり子さんのトークの様子です。
今回の展覧会では、手前と奥とで空間を2つに区切り、手前の空間では未発表のモノクロ写真を、奥の空間では主に過去の作品を展示しています。
詫間さんは大学で写真をしていましたが、元々手を動かすことが好きで色々なものを装飾することがほとんどで本格的に写真を撮りはじめたのは大学3年生の夏に参加した東川国際写真フェスティバルにスタッフで参加してからだそうです。
東川国際写真フェスティバルに参加した後に東京へ行き、東京から京都へ戻られた高速バスの中から撮影された作品がキャノン写真新世紀の准グランプリを受賞された作品『まばたき』(写真下のじゃばら状になっているもの)です。

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過去と今とでは撮影していく様子がどのように変わっていったのか伺ってみると、
撮りはじめた頃は気になることを追いかけるように対象を追っていき、それから徐々に自分のタイミングで撮れるようになって今は勢いでシャッターを切らなくなりました、とのことでした。
展示スペースの一角は、詫間さんが会期中に少しずつ作品を変えていきます。
会期中や最近撮ったものを並べていくそうです。

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Photograph展の様子です。
C.A.P.に関わりのある方やC.A.P.メンバーの紹介などで計83名、美術家だけでなく音楽家の方も参加していただきました。
普段アーティストとして活動されている方の写真の撮り方、選び方は、参加された方の性格や美意識が垣間見えてとても面白いです。
計450枚弱展示しており、プリントやポスターの販売も行っています。
この機会に気になった作家の写真を家に飾ってみてはいかがでしょうか?

詫間のり子個展「太陽とパーツ」、CAP企画展「Photograph〜アーティストの見たもの」どちらも9月25日(日)までです。
中秋の名月が過ぎ少し涼しくなりつつあるこの時期、どちらも見応えのある展覧会ですのでぜひお越し下さい!
kono 01Y3日記
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