2012年8月30日

8/4アート林間学校写真レポート#3

CAPARTY#38「第11回アート林間学校2012」の写真レポート8/4以降分です。
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8/4(土)ザ・シャボン玉スペシャルコース/講師:藤川怜子
写真左が講師の藤川さんです。参加者はびしょびしょになるから水着用意で臨みました。
この子、キオツケしてますね。緊張の一瞬だったんでしょうか。なんだかシャボン玉を越えたすごさがありますね。この講座を山口順二さんが撮影したものが、8月後半に何度かNHKで放送されました。
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会場は工作棟でした。ちょっと外に出てシャボン玉とばしてみましょう。
これは楽しい。実はこの講座、人気が高かったので、同日の午後にももう一回実施しました。
楽しいもんね。
他にもいろいろなシャボン玉、シャボン玉の実験が行われ参加者の科学の眼も開かれたか!?
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8/4(土)山で魚つり、海の生きものをつくって釣ってみよう!/講師:淺野夕紀
この写真の魚は?カラフルですねー。そういえば、今年はうなぎが高かった。うなぎじゃないですね。
床の養生に使ったのがブラジル人コミュニティーにもらったブラジル新聞だからか?随分カラフルな、、、、そうか、ウツボだ。そうにちがいない。
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そんなことで、本当にいそうな魚、あり得ない魚、海の動物、島とかいろいろ作りまして、裏の方の山から取って来た竹で作った釣り竿で釣りです。さなかは逃げないけど、なんせ大きい。ビッグフィッシングでした。会場の5階講堂の窓からは神戸の海もちらりと見えて、なかなかロマンあふれる講座でした。
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8/4(土)-5(日)がっつり写生NOW!/講師:井ノ岡里子
ぼくが受付けで「講師の先生怖いから、そのつもりでね」と冗談をかましたのが聴いてしまったのか?
講座はまず全員正座して自分専用のゴミ箱を新聞紙で作るところから始まったにもかかわらず、じっとがまんの良い子たちでした。そして講師の井ノ岡大先生が次から次へと出す難易度の高い課題に果敢に取り組む小学生たち。感動で泣きそうになりますね。
これは様々な濃さの鉛筆を使い分けて写生してます。この後、なんと黒いタオルの写生ですよ。厳しい!!でもみんなそれが好きだったようで。
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墨をすって筆で描く。いいですね。
暑さも遠のく集中力でした。みんながんばりました。参加者たちに清々しい達成感はあったろうか?ただほっとしたんだろうか?また、林間学校以外でもぜひやってもらいたい絵の講座の王道でした。みっちり2日間!おつかれさま。
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8/5(日)マイシートでレッツゴー・ピクニック♪/講師:カワサキマキ
緊張感みなぎる写生の講座をよそに、なんともソヨソヨと軽い講座です。
去年から時々、淡路島からやってきて能力発揮してくださる異才、カワサキマキ先生の講座はレジャーシートを自分用に作る!そしてそれをもって遊びにいく!という2段ロケットのようなスピード感のある内容でした。
いいでしょ?見た目にも可愛らしい、愛着仕様のレジャーシートがわりと簡単に自由に作れてしまいます。
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「言ったからにはやる」ということで、一番近所の公園にみんなで出かけてゆきました。
もちろん最初は自分のレジャーシートを敷いてお菓子を食べたりしました。
ほんとはみんなすごく楽しいんですが、どうも暑さでねー。顔が疲れてますね。
おつかれさま。
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8/5(日)ヒーローに変身!?マイ変身ベルトを作ろう。/講師:瀬戸内戦士シマジマン(ヒーロー)
講師の肩書きが「ヒーロー」って?そうです、これが瀬戸内戦士シマジマンこと美術家の田岡和也講師であります。
この講座は親子参加。おとうさんもがんばってます。こどもは最初からアドレナリン噴出してるようです。
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どうやらこの講座も2段ロケットだったようですね。変身ベルトだけではなく、なんか武器みたいなものも作りまして、なんか、カラフルですごいです。ここはセンターの裏手。
講座タイトルは「ヒーローに変身!?〜」なんですが、なんかヒーローが参加者にやられてますけど良かったのか?相当ダメージあったのでは?参加者はヒーローになって先代のダメダメヒーローを倒す革命だったのでしょうか?とにかく楽しそうであります。
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8/5(日)スタンプポンポン、ランチバッグを作ろう!/講師:筒井都
そんな激烈な戦いをよそに、平和な講座も進行していました。いいですね、平和って。
講師の筒井さんはカワサキマキさんと一緒に淡路島からやって来てくれました。
予め用意したオリジナルのスタンプ、そして子どもたちが自分でつくるスタンプで、布の手提げに模様をつけて楽しみました。
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スタンプはかすれた味わいが良いですね。
きっと参加者のお気に入りバッグとなってしばらくの間、作者のお供となり活躍するでしょう。
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8/5(日)包んでプチプチ!どっとプリント/講師:木村たけし
講師の木村たけしさんはCAP HOUSEが始まる前からの古いメンバーで、今は金沢21世紀美術館のスタッフをしています。そうなんですよ、毎年アート林間学校の季節にお休みをとって参加してくれています。いつもながら楽しいアイデアで講座を企画し、そして準備も万端。いいですね。
今回はエアパッキンのプチプチをローラー模様にしていろいろなものに模様をつけていく。しかも箱とかボトルとか、カバンとか立体的なものに模様をつけていくという講座でした。立体版画ともいえるか?
いろんな色のプチプチ模様がとってもポップでした。
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講師の後ろ姿。人間は立体だ!
なかなか良いTシャツです。
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8/5(日)小屋をつくってパーティータイム!/講師:NO ARCHITECTS
講師は若手の建築家ユニット。軽いもの、柔らかいもので参加者が中に入ってお茶会ができるような小屋を作ってゆきます。
写真はちょっと変わった窓?
変わった窓ですけど本人の気に入った窓をつくり、この長い紙を起こして窓の開いた壁となる予定の、なんというか、、寝ている壁ですね。
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と。ホラこんな風になるわけです。
この講座は親子参加でした。これからパーティーがこの小屋の中で行われるんです。
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楽しそうですね、子どもたち。
実はお父さんお母さんは小屋の外から、さっきの変わった窓越しに覗いて参加、というシチュエーションになりました。
なんか童話にそんな風景ありますね。なんか失礼ですけど。
そんなこんなで今年もアート林間学校、愉しく終了いたしました。
なんと11回目です。2008年のアート臨海学校もいれれば12年目。
初期の参加者はもう成人です。あなどれませんねこういう事業は。
若い子達と絆をむすび、われわれもがんばっていかないと!
shimoda 01Y3日記
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