2012年8月30日

7/28アート林間学校写真レポート#1

CAPARTY#38「第11回アート林間学校2012」の写真レポート7/28からの最初の8講座分です。 20120728_01.jpg
今年のアート林間学校は「夏休みだからやったことないことをやってみよう大作戦」と題して25講座を計画しました。
7月28日から8月5日まで、間に一日休館日を挟んだ8日間のプログラム。
ブログでは写真中心にご紹介していきます。
上の写真は、大道芸講座の様子です。バルーンアートと呼ばれている風船を使ったパフォーマンスを体験します。
割れるんじゃないか?という恐怖心を乗り越えて潔く風船をさばくとうまくいく。うまくいくと結構病みつきになりますよ。
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7/28(土)大道芸講座/講師:リバー
神戸学院大出身だそうですが、リバーさんは現在金沢在住。この企画の為に車でいろんな道具を持ってやって来てくれました。ジャグリングやコマ、いろんな手品。
間近でみると迫力でした。さすがにこの講座だけでジャグラーになる子どもはいませんでしたが。

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7/28(土)-31(火)-8/2(木)ねこかぶりをつくる/講師:木村のぞみ
講師の木村のぞみさんは陶芸作家ですが、ねこかぶるのが好きなようです?!そうなのか?
参加者、年齢層広いですが、みなさん一生懸命やってます。
新聞紙で型を作って成形しています。
これに着彩して、乾かして、じぶんでかぶる。
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これでできあがりです。これつけたまま買い物とかして欲しいですね。

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7/28(土)-29(日)-8/5(日)ふわふわかるい生き物をつくろう/講師:澤田摩耶
講師は若手の絵描き、澤田摩耶さんで講座タイトルもけっこうかわいい感じだったんですが、ふたを開ければ何故か職人講座のような趣。
さすがにうまい。落ち着いて計画的に作業工程が進んでゆきます。
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それでこの講座では「ふわふわ軽くてすべすべ気持ちいい、不思議生き物の正体は?作って確かめてみましょう。」という説明文だったんですが。。。
この不思議生きものはなに? 「ふんころがし」だそうです。

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7/28(土)-29(日)-8/4(土)-5(日)羊毛で模様をつくる☆もこもこランチクロス/講師:植田麻由
このうれしそうな笑顔の方がセラミックのアーティストで講師の植田さんです。
講座内容は羊の原毛を洗い、タマネギで染め、それを布にあわせてランチクロスを作る。という地道かつ丁寧な作業の忍耐が必要な講座であります。
ランチクロス、つまり弁当包みの小さな風呂敷に羊毛を付けてしまおうという計画。
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このハードルの高い講座に、来てくれました!将来有望な女子ふたりが参加し、写真のような味わいのある布が完成です。

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7/29(日)マードレスをつくろう/講師:井階麻未
これが一番人気の講座でした。予約開始直後に定員いっぱいとなり、キャンセル待ちの方が一時は数十人となりまして、、、即刻会議を開き、追加実施することに。
しかしこの案内をキャンセル待ちの方々にするや否や、またすぐ一杯になり、そのまたキャンセル待ちが、、、
こんなことを書くと、来年から申込みする気力が無くなる方もいるのでは、、と心配になりますが、以外と、すっと楽に受講できる別の講座も同時にあったりするものです。

そうそう、ここで書いても余りにも地味なんですが、この予約開始時のピークを和らげ、予約時の混乱を回避する方法を検討中です。
CAPには毎月やっている子どもも参加できる講座のシリーズ、「土曜クラブ」もあり、そのほか家族でご参加頂けるプログラムもいろいろあるのですが、CAPのメンバーシップ会員のみなさんにはこういった情報を定期的にお届けしています。
来年はメンバーシップのみなさんに対して先行予約を摘要してはどうかと、考えています。
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ということで、人気講座だったサマードレスが完成です。
やっぱり女子ばかりですね。

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7/29(日)はんだごてで遊ぼう。基板を分解しよう。/講師:田岡和也
版画じゃなくてハンダなんですね。
講師の田岡さんが家電製品を解体してゆく手際の良さに見とれたのは僕だけでしょうか?
あっという間に何でもかんでもバラバラですよ。
きっと田岡さんとカニを食べにいったら損しちゃいますね。
子どもたちも、パソコンや電話機や見慣れた家電の中身がどんどんでてきて興味津々。
しかし中に一人、えらく詳しい少年がいました。ラジオっ子かなあ。詳しいですね。
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これはCAPの事務所で長年使っていたファックス電話機です。
前々から調子は悪かったんですが、だましだまし使っていたところ、なんと林間学校予約開始の前日についに壊れちゃいました。
すぐに材料になって役に立つところが、すばらしい。幸福の王子のようなりっぱな電話機でした。
よくがんばったな!えらいぞ!
そんなことは知らずに子どもたちはばんばん半だをはずし、面白そうなパーツを取り外しておみやげにしていった。こうしてこの講座はまくを閉じました。
みんなのハンダ、初体験の夏でした。

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7/29(日)重ねてポン!/講師:梶山美祈
この講座では透明なアクリル板に絵を描いて、複数のアクリル絵を様々に重ねて、見えて来るものを楽しむ。というかなりコンテンポラリーなコンセプトの講座でした。
この写真は絵を描いたアクリル板を、乾かすために版画用の棚に置いているところですが、これが透けて見えていってかなり来ますね。
すごい可能性を感じます。
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洗い籠に皿を並べて乾かす要領で、特性スタンドに自作のアクリル絵を並べてみました。
奥行き感のある、なんというのでしょう?不思議な絵になりました。

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7/29(日)にじのせいさく/講師:山田麻美
常日頃、コンセプチュアルな作品を制作する山田さんが講師となって虹を作る講座をする、、、というので、「また概念的なあれか?子どもがついていけるのか?」と一瞬気を揉んでみたりしたんですが、ビビーンと参加者の感性にヒットする楽しい講座となりました。
なんせ実際に虹を作ってしまったわけで、しかもこの暑い時にホースから勢いよく水を飛ばして大きな虹を作るという、これは快感ですよね。
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虹が見える仕組みの説明も行いました。パソコンの画面の前に、偏光板にセロテープを貼ってかざすと・・・・
これはきれいでした。手品みたい!
小さな身体の山田さん、講座の手応えは十分あったようです。
後日談ですが、虹を霧吹きで作ったりもしまして、しばらく腕が筋肉痛だったとか。
来年に向けてトレーニングですね!

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shimoda 01Y3日記
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