2012年4月26日

4/21(土)CAP土曜クラブ「長い長〜い龍[たつ]のぼりを作ろう!」 レポート


去る4月21日(土)に、CAP STUDIO Y3で土曜クラブが開催されました。今回のテーマは「竜[たつ]のぼりを作ろう」。講師はカワサキマキコさんとマスダマキコさんさんです。その模様をお知らせします(藤墳智史)。

桜の季節も通り過ぎ、間もなく鯉の季節。お家によっては鯉のぼりを揚げる準備をされているところもあるかもしれません。とはいうものの、現在、ペナントレースの先頭を走っているのは鯉(カープ)ではなく、竜(ドラゴンズ)。そんな状況にあやかって......、というわけではなく(笑)、鯉が滝を登れば竜になるという中国の故事にあやかって、鯉よりさらに高みをめざして、竜をのぼりにしよう、そんなわけで、今回は「たつのぼり」を作ります。

とは言っても、竜は架空の動物で誰も見たことがありません。それでも、人は想像力を働かして、色々な思いを込めて、たくさんの竜を描き出してきました。今日も作業に入る前に、まず想像力を働かせることからスタート。「りゅうってどんなものだろう」というテーマでみんなで竜の絵を描いてみました。思い浮かぶ姿や、そこに込めるイメージはみんな様々です。

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それぞれの龍が描きあがったところで、「りゅうってどんなもの? 今日はどんなりゅうをつくりたい?」と意見を出していきます。「かっこいい」、「長い」、「大きい」、「力強い」、「すてき」、「高い」、「すごいもの」......etc。ちなみに、私が龍に求めるのは「12球団No.1の投手力」です。

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それはさておき、色々とイメージが出たところで早速作業開始。まずは持ち寄った白いビニール袋を並べて胴体を作っていきます。胴体はどんどんのびて廊下を越えて向かいの部屋へ。

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胴体がのびたところで、次はカラフルな鱗を作っていきます。こちらは色つきのビニール袋を切り抜いて作ります。「かっこいい」、「長い」、「大きい」、「力強い」、「素敵」、「高い」、「すごいもの」と色々なイメージが出てきましたが、それに合わせて鱗もカラフルなものに。同時並行で頭部や足も製作。頭は銀色の袋に梱包材をつめて迫力のある形に、足は針金を利用して作ります。

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ある程度鱗の数ができたところで胴体をつなぎ合わせて、鱗を貼っていく作業へ。この時点で長さは10メートル強。総がかりで貼っていきましたが、結構大変な作業に。頭部にはアルミホイルを加工した角が付きました。

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出来上がったところで早速外へ。風が弱かったのでさすがにうまくなびくのは難しかったか......。最後はみんなで「たつのぼりのうた」を歌って大団円。うろこを利用したカラフルバッグも作りましたよ。

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出来上がったたつのぼりは3階のワークショップルームに収まりました。ドアから迫力のある顔が飛び出していて、廊下からも一目瞭然。部屋の中では長い胴体をくねらせて躍動しています。Y3にお越しの際は是非ご覧になってみてください。きっとご利益があると思います(笑)。

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kono 01Y3日記
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