2011年2月16日

2/13山村幸則さんの信楽週末レジデンス体験とは?

2月13日土曜日、STUDIO Y3のカフェで、アトリエアーティストの山村幸則さんが、信楽陶芸の森での制作活動について話してくれました。 110213shigaraki01.jpg
信楽といえば!
この方ですね。威風堂々、青空を背景に梃でも動かん!とばかりに立ちつくす勇姿。
しかし信楽の陶芸はたぬきばかりではありません、、、というところからお話は始まりました。
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昨秋、毎週末に愛車のビートルに乗って、下道を走って、片道70数キロ。
信楽陶芸の森に通い、いろいろな作品を制作しました。
なんだか、もうこのスタイルのプレゼンテーションが板についた感じですね。
名調子です。
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もちろん!お約束のクイズもあり。
賞品はこの小さな手びねりの壷です。
特製袋付き、限定3名さま。
この壷は、山村さんのパフォーマンスを含んだ作品「壷男」でスーツに縫い付けられていたものの3つです。
これがたくさんくっついたスーツを着て、昔の茶壺を鉄製の車に乗せて轢き、信楽のいろいろな土地を訪ねたそうです。
スーツの重量は30キロ以上、轢いた壷と台は20キロ以上。
根性の作品です。
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2部構成のスライド上映の合間、信楽で収集した昔の焼き物も見せてくれました。
たぬきも時代によって随分と表情や仕草が変わるもんです。
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この壷を旅に連れ出した。
壷男の連れの壷です。
このように、信楽は宇治茶を献上するための茶壺、たぬき、そして火鉢など、多くの優れた焼き物の産地として栄えてきました。
今は、信楽陶芸の森というレジデンス施設なども備えたすばらしい活動を行なっています。
山村さんにとっては、2度目の信楽での制作だったそうです。
shimoda 01Y3日記
コメント(1)

小さな壷を1つゲットしました。
こういう視点で焼き物を扱うというのが驚きでした。
なるほど〜、こういう表現もありかもしれない!
確かにさやはやきもの以上に素晴らしいものがあるようで
「さやほしい!ちょうだい!」とお願いされる方もいるって
実際にいろんな産地で聞かれるみたいですね。
信楽、いってみます。
壷男先生、これからも壷男を違った形でt出没し、
進化を遂げるよう・・・?期待しております・・・(^^)


今度、すり鉢女ってだめですか!?
全くのジョークです。

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