2011年6月23日

6/12(日)「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第1回目の様子


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6/12(日)、「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第1回目を行いました。
最初にこれからの方針やビブリオテークをやるきっかけについて森下さんがお話しました。

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上の写真は今年度「ビブリオテーク208.ext」を行うきっかけになった、2006年5月に行った「ビブリオテーク・エフェメール(一日だけのアート図書館)」の様子です。
森下さんは2003年5月から森下ゼミ「アートから遠く離れて」という全27回のレクチャーを開催し、最終回に「ビブリオテーク・エフェメール(一日だけのアート図書館)」を行いました。
下の写真は当日、参加者の方々に自己紹介していただいた様子です。
参加されたきっかけは「紙の質や手触りに興味があります」や「過去に美術史を勉強していました」、「自分で本を選ぶのではなく本を選んでいただき、見る、読み解くことが面白いと思います」などそれぞれでした。

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資料を手に取って見る様子です。
第1回目の資料は『Artists and Photographs』(Multiples, Inc,. 1970)です。
『Artists and Photographs』は、箱形の入れ物を含めた19のアーティストブック(出版物の形で表現された芸術作品)が集められています。
当時の発行部数は少なく、今ではめずらしい資料です。

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最後の意見交換は専門的な声が多く、参加してくださった方々の意欲の高さを感じました。
次回は、7/10(日)「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第2回:アーティストの仕事を理解する[1] ーソル・ルウィット です。
ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。
全10回分の日時、テーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。

kono 01Y3日記
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