2013年3月13日

3/9_10アートどうでしょうか?写真レポート

10日はすごい風でしたが、2日間たのしく過ごした春のオープンスタジオ「アートどうでしょうか?」。写真でレポートします。 130309artdoude.jpg
この催しは、Y3のいろいろなアーティストのアトリエを見てもらうことがまずひとつ。
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アトリエアーティストの木村のぞみさんがイラストマップを描いてくれました。
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そしてもうひとつの柱がトークです。飲んだり食べたりしながら8人のゲストをCAPのアーティストが聞き手になって聞いてゆきます。
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最初のトークプログラムは、陶芸作家の植田麻由さんがお呼びしたはたよしこさん。滋賀のボーダレスアートミュージアム「NO-MA」のディレクターをされています。絵本作家時代からのお話を伺いました。エネルギーみなぎる人生!楽しいお話でした。
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次はころんと変わって元町のカレー屋、ルーシーの堀江斉さんを井階麻未さんがお呼びしました。東北で被災したカレー屋をその他の地域のカレー屋で募金箱を置いて応援する、という「カレーの力を信じてるプロジェクト」の話しなど伺いました。話しの前に緊張をほぐすため、、、フルーツバスケットをしたのでこんな車座に並んでいます。人それぞれ!
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そして劇団いちびり一家代表の阪上洋光さんを呼んだのは、訳の分からない不思議なものをつくる陶芸作家の中澤雅子さんです。なんで劇団の人を?と思ったら大学の同期だそうで、さすが劇団!話しがものすごい上手でした。人生つらいことがあっても、これは芝居だ!と思い込めばなんてことない、、という人生訓を授かりました。
このスクリーンにうつっているのはMacのデスクトップイメージでして、別に宇宙の話しをしたわけではありません。
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そんなトークプログラムのお隣は食堂です。カフェのコーヒー、スリットバーのワールドビール、定番化してきた足立陽子さんのプレートランチとどれも人気です。
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スタッフも楽しそう。ドレスコードはボーダーシャツだったのだ。となりでボーダレスアートミュージアムのことも話してましたね、、、関係ないですね。
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トークに戻ります。右手は4月から短期レジデンス予定の大島真悟さん、呼んだのはアトリエアーティストの桜井類くんです。「わけのわからないものがつくりたい」というテーマで作品も持ってきてもらって話しを聴きました。この二人の話しの間が、もう、この前の阪上さんと好対照で、とくに桜井くんは1分間に単語3つくらいしかしゃべりませんから、もう「人生は演劇だ」というコンセプトがしっかり頭に定着しました。大島くん4月から楽しみにしています!
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3月9日、初日のラストは山田麻美さんが呼んだこの、左手のお二人で話しのテーマは「アートの類語」。左端はもとシステムエンジニア方で、中央はコピーライターをされている方です。コンセプチュアルな作品を作っている山田さんが企画して、違った立場の人が同じ概念をどう展開するか、、というような実験を最後におこないました。なかなか内容の濃いトークでこの日の締めくくりとなりましたね。
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トークとオープンスタジオ以外にも、いろいろやってます。ここはショップです。本当は1階のカフェで開催中の雑貨の展覧会をそのまま4階まで持ってきました。
おっ、偶然ですがトークのホステスを務めた山田さんが受付当番しています。
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そしてフロアの西側はギャラリーをつくりました。
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いろいろな作家が作品を提供しています。
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トークでホスト、ホステスを務めた作家、アトリエで制作している作家、などこうしてギャラリーでも作品を展示していると、先に作品を見たお客さん、先に話しを聴いたお客さん、と、印象が随分変わるんでしょうね。
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アトリエもちょっと紹介します。これは山村幸則さんのアトリエです。左奥に牛を乗せた車があります。手すりみたいにみえますが。
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そのおとなり、梶山美祈さんの部屋です。夕暮れの光と作品がいい感じですね。梶山さんは今回のこの展示のため床を白くぬっていました。。ご家族の応援を得て。。ごくろうさまでした。
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ギャラリーは奥のもう一室と繋げて展開。これははたよしこさんをゲストに呼んだ植田麻由さんの作品。陶です。
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大島くんをゲストに呼んだ桜井類くんのアトリエです。ちらかってるのではなくて絵画をキャンバスから剥がしていろいろな見せ方、見方、を探究中なのです。
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イラストマップも書いてくれた木村のぞみさんのアトリエ。
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カフェの展覧会企画担当で、Q2の壁にある大きな鉄の蝶の作者でもあります、藤川怜子さんのアトリエ。
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東端のアトリエです。田岡和也さんが作品公開中。
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中澤雅子さんのアトリエ。この写真では結構シックな趣味にみえますね。
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写真だけなのにレポート長くなってすみません。もちろんワークショップも2日間やってました。
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これは9日のみ開催。マスダマキコさんの「春の野草せんべいをつくろう!」。けっこうおいしかった。みんなどんどん作って食べさせてくれるんですよ。作るの面白いから。
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そのおとなりでは、マグカップにカラーシールで絵付けです。センスが光る!なかなかこれだけで面白いもんを作る人がいますね。
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せんべいの記念写真。草が押し花みたいにせんべいに、、、あるいは化石みたいにもみえました。
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さて2日目、3/10のトークです。写真、奥が大阪芸術大学図書館課長の多賀谷津也子さんで、ホストはアトリエアーティストの田岡和也さんです。
この方もエネルギッシュ!
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トーク、最終は最近、糸を使った作品などを発表している泉洋平さん、ホステスは梶山美祈さんです。大学の先輩後輩です。なぜ絵画が立体的になっていったか?、、、んん、ちっと違いますね、、きっかけはキャンバスを斜めにして描いたら、、、などという実践から今の糸の作品に繋がっていったそうです。写真中央に持ってきてもらった作品があります。
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で、もちろん食堂も賑わいまして、たのしかった。
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食堂ばんざい!おつかれさまでした。
shimoda 01Y3日記
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