2012年5月20日

ねんどクラブ「やきもの基礎レッスン」 受付状況について

ねんどクラブ「やきもの基礎レッスン」の第2期が定員に達しました。
第3期はまだ空きがあります。
参加希望の方は info@cap-kobe までご連絡お願いします。
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2012年5月20日

6月のcapture「C.A.P.と音楽」


C.A.P.ディレクターの下田展久さんは、過去にバンドや音楽ホールのプロデュースもしていました。今月のCAPTUREではC.A.P.と音楽の結びつきについて、下田さんに伺ってみました。
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・C.A.P.と音楽?
1995年、阪神淡路大震災の直後にコントラバス奏者のバール・フィリップスの呼びかけで、被災したアーティストを応援するイベント「アクトコウベ」がマルセイユで行われました。開催前に神戸にやってきたバールから、義援金を誰に渡したらよいかと相談を受けたんです。その時は、なにか思いついたら連絡します、といって別れたのですがそのすぐ後に、サウンドアーティストの藤本由紀夫さんから電話があって「いい人達がいるんですけど、ミーティングに参加しませんか」と誘われました。旧居留地にある美術家の杉山知子(Tomo)さんのアトリエでやっていたC.A.P.のミーティングでした。C.A.P.はそのとき旧居留地全体に美術館の機能を配置することを話し合っていました。まちが美術館になる、というのです。「いいなあ」と思って、これをみんなに伝えるためにアクトコウベのお金を使ってもらったらどうかと思いました。一回目のCAPARTYはこんなふうに始まりました。
その後アクトコウベは日仏でグループを作り、アーティストの交流がはじまって、神戸ではC.A.P.の人達と僕のいたホールで知り合った人達が入り交じりつつ親交を深めていました。1999年のCAP HOUSEプロジェクトの計画の時も、ミーティングにはアクトコウベで一緒だったバーンスリー奏者のHirosさんやサウンドアーティストの川崎義博さん、ダンサーの角正之さん、ミュージシャンのHacoさんなど、音楽家やダンサーが参加していて、実際に始まったCAP HOUSEも楽しい混沌でした。後に、HirosさんはC.A.P.のメンバーにもなって、今でもアジア音楽の企画をはじめいろいろなことをしています。C.A.P.でも音楽の活動はけっこうやってきているんです。偏ってますけどね。

僕はずっと以前、「ムーンダンサー」というロックバンドでベースを弾いていました。たまたまこのバンドの友達と8年前に再会して、録音ソフトを勧められて買ったのです。久々の音楽関係の買い物。うれしくてHirosさんに自慢をしたら「じゃあ、CD作ってよ」と言われ、CAP HOUSEの一部屋で録音。そして翌年は自分のCDを作りました。Hirosさんにも笛を吹いてもらい、ジャケットはTomoさんの絵、デザインはC.A.P.のロゴも作ったグラフィックデザイナーの江見洋一さん、ブックレットはCAP HOUSEの管理人の渡邊智穂さんが作ってくれました。MADE IN CAPのCDです。
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シモダノブヒサCD「SONGBOOK
カバーアート:杉山知子氏


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・Q2 Pelicans Evening Concert
今のバンド「Q2 Pelicans」は、Q2のイベントに誘われてできちゃったバンドです。メンバーは岩本象一(パーカッション)、宮本玲(バイオリン)、丁友美子(クラリネット)と僕の4人。この人達が妙に面白かったのでこの春、録音のセッションをQ2で行いました。ちょっと寒かったけど、海を見ながらお茶を飲んで、楽しい録音でした。CDのカバーアートはC.A.P.リコーダー部の部長、上村亮太さん。とっても気に入っています。
6/26(火)の夜、Q2でCDの完成記念ライブをします。「Q2 Pelicans」が練習、録音した場所でのライブ、今からとても楽しみにしています。
ぜひお気軽に遊びにきてくださいね。CDも2,000円で販売しています。

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Q2 Pelicans CD「おまえの耳は」(6月発売)
カバーアート:上村亮太氏

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2012年5月20日

6/24(日)カフェトーク「呼吸する美術 breathing art について」


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カフェトーク
「呼吸する美術 breathing art について」
2012年6月24日(日)18:00〜20:00
話し手:山村幸則(アーティスト)、大槻晃実(芦屋市立美術博物館 学芸員)
参加費:500円(別に1ドリンクオーダーください)

芦屋市立美術博物館にて6月9日(土)から7月29日(日)まで開催の展覧会「呼吸する美術 breathing art」について、出品作家の1人である山村幸則が作品と制作についてお話します。
また大槻晃実学芸員が展覧会全体についてもお話します。
呼吸する美術とは・・・ みなさん是非、ご参加下さい。
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2012年5月20日

6/23(土)CAP土曜クラブ モダン和ークス「ちゃたくでPOP!」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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CAP土曜クラブ モダン和ークス「ちゃたくでPOP!」
【要予約】 
*小学生以上の方はどなたでもご参加頂けます。

2012年6月23日(土)13:00〜16:00
講師:井ノ岡里子(日本画家)、マスダマキコ(造形作家)
参加費:¥1,500(お茶代込)
持ち物:空のペットボトル、持ち帰る為の袋(コンビニ袋程度)、タオル、エプロン

梅雨のじめじめ吹きとばすためにも
ポップス聴きながらポップな皿をつくりましょ。
身近な紙と小麦粉とこんにゃく粉で、春夏秋冬のお皿を作って、
乾かしてる間にお干菓子もつくっちゃいます。
最後にみんなでおいしくお茶しましょう!
皿も干菓子も型に合わせて作るので、小さな子どもにも作れますよ。
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2012年5月20日

6/22(金)〜24(日)「ジョナキ ポカ(蛍)」 2011年 64歳 ベンガルの夏 お待たせしましたやっと本ができましたよ!!展


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「ジョナキ ポカ(蛍)」 2011年 64歳 ベンガルの夏
お待たせしましたやっと本ができましたよ!!展
2012年6月22日(金)〜24日(日) 10:00〜19:00
*イベント
22日 17時〜ポトの語りとベンガルの話
23、24日 15時〜ポトの語りとベンガルの話
インド・西ベンガル州に済むポトゥアの描いたポト(絵巻物)を展示いたします

何と言う事はないのですが、昨年のインドの旅から1年目 やっとお約束していた本が出来上りそうなので(現在進行形)のぞきにきてください。
絵を買っていただいた方、本の先行予約をしていただいた方、本当にありがとうございました。
当日本をお渡しできます。本の販売もいたします(1冊2,000円)。毎日います。遊びにきてください。
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2012年5月20日

6/9(土)〜7/1(日)田辺朋宣 個展「夢のあきらめ旅行2〜私たちが何をしとるかは分からんでしょう〜」


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田辺朋宣 個展「夢のあきらめ旅行2〜私たちが何をしとるかは分からんでしょう〜」

2012年6月9日(土)〜7月1日(日) 10:00〜19:00/月曜休館
*公開制作 9(土)10:00〜17:00、オープニングパーティ 18:00〜 最終日は17:00まで

今回の展覧会では、これまでライフワークとして描いてきたドローイングシリーズ「夢のあきらめ旅行」1,000枚と、絵画作品を展示する他、会期中には幅5mの巨大絵画を公開制作する予定です。

Posted by kono at 15:26 | コメント (0)

2012年5月20日

6/3(日)トークの穴 vol.03「木工独学」


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「トークの穴」vol.03
木工独学
2012年6月3日(日)15:00〜17:00
話者:築山有城(彫刻家)
参加費:1,000円(ワールドビール or ソフトドリンク付き)

築山有城が隔月で行う「トークの穴」。
今回はシナ合板で美しい展示台をつくる工程を辿り、実際に作業しながらお話します。
ホームセンターでも簡単に手に入るシナ合板ですが、扱い方次第でとても美しい仕上がりになります。
「トークの穴」3回目は果たしてトークと呼べるのか?ビールでも飲みながら見て聞いてお楽しみください。
Posted by kono at 15:13 | コメント (0)

2012年5月20日

6/2(土)〜7/1(日)カフェ展示「井ノ岡里子〜Harmony〜」



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カフェ展示「井ノ岡里子〜Harmony〜」
会場:CAFE&SHOP y3
2012年6月2日(土)〜7月1日(日) <月火休み>

梅雨の時期、太陽が恋しいですね。
というわけでサンサンサンサンと3のつく日にはカフェにおります。
是非お立ち寄りくださいませ。

【関連イベント】
・Painters Materials Cafe: 6月3日(日)11:00〜18:00
スタッフ:井ノ岡里子(日本画家),足立陽子(料理家),鳴海健二(Y3カフエ店長)

意外と絵を描くときに使う材料は、身近なものだったりします。
テンペラ画では卵メディウムを使ったり、日本画で使うニカワはゼラチンと同類です。
このカフェではそんな材料(Material)を使ったメニューをご用意いたします。
「へ〜そうなんだ〜。」と思っていただければ幸いです。
スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。
Posted by kono at 15:13 | コメント (0)

2012年5月20日

6/1(金)Nobu's cafe〜本の交換


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CAPのカフェで、小説、あるいは詩集を交換しませんか? 自分の持っている交換したい本について、あるいは持っていなくて交換して欲しい本についてメールでお知らせください。
随時このブログにアップして行きます。
メールアドレスはここ
Nobu's cafe〜本の交換(バー)
〜明治から昭和初期にかけての日本の小説あるいは詩集〜

会場:CAFE&SHOP y3
2012年6月1日(金)19:00〜21:00
店長:シモダノブヒサ
特別メニュー:ホットドッグ、バーボン(通常のカフェメニューもあります)

今回は明治から昭和初期にかけての日本の小説限定で本を交換しませんか?
持ってくる本についてのひとことをNobu's cafeのブログ記事にコメントしてください。
欲しい本のリクエストもどうぞしてみてください。
本のリストはこれからちょっとずつコメントに書き足します。
バーボンとホットドッグと本の話しと本の交換、ぼくも楽しみにしています。
Posted by kono at 15:06 | コメント (2)

2012年5月19日

5月のY3プログラム

CAP STUDIO Y3での2012年5月のプログラムをご案内します。 *プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
【メールニュース】購読ご希望の方はタイトルに「メールニュース希望」と書いてお知らせ下さい。
購読を希望する
CAP STUDIO Y3
【5 May】
3(木・祝)〜27(日)
カフェ展示「杉山知子〜kimidori iro no kaze」
*トーク:19(土)17:00〜 「アーティストの仕事〜制作のこと、CAPのこと」/参加費:¥500(1ドリンク付)
*展覧会期中は毎週土曜日、ランチやスウィーツなどTomo'sメニューが加わります。お楽しみに!

12(土)〜6/3(日)
淺野夕紀 個展「幽し」
井階麻未 個展「百花繚乱」

*合同オープニングパーティ&アーティストトーク 12(土)18:00〜

19(土)スリットバー

20(日)「キャップランナー 百戦錬磨の旋風(ひゃくせんれんまのつむじかぜ)」vol.02

26(土)CAP土曜クラブ「等身大の人の絵を描こう」【要予約】
          定員に達しました。キャンセル待ちご希望の方はご連絡下さい。

27(日)「カフェ・デ・シュゲイ××ワンポイント」【要予約】

「caper5月号」のピックアップ記事「C.A.P.のファンドレージング〜C.A.P.サポーティングメンバーシップ」はこちらです。


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2012年5月19日

5月12日(土)淺野夕紀個展「幽し(かそけし)」・井階麻未個展「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」、合同オープニングパーティー

5/12(土)~6/3(日)まで、4階ギャラリーにて、 淺野夕紀さん個展「幽し」、井階麻未さん個展「百花繚乱」が、同時開催されています。去る5月12日の個展初日には、CAPスタッフの小野さんをコーディネーターに迎えて、合同オープニングパーティー&アーティストトークが行われました。その模様をお伝えします(藤墳智史)。

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生命力と死──井階さん
 3月に京都三条のギャラリースペース「ARTZONE」で行われていた井階さんの個展「ひみつ」。その記憶がまだフレッシュな中でやってきた今回の個展「百花繚乱」。CAPでの「百花繚乱」も「ひみつ」からの勢いとパワーを感じさせる展示となりました。花が咲き乱れる美しさや鮮やかさ、そしてそこから感じられる生命力を描き出したかったという井階さん。一方で、生命力の反対にありつつも切り離せない「死」もまた同時に描き出したかったのだと言います。鮮やかな色が咲き乱れ、まるで描かれた花が生きているようにうねり動く中から這い上がってくる黒い波、あるいは花の間に隠れ住む不気味な蜘蛛。そうした様々なモチーフを織り交ぜながら、生死が入り乱れる様をパワフルに描ききる、そのように井階さんの作品を形容できるかもしれません。特に。東側ギャラリーの床に広げられた巨大な作品には圧倒された方が多かったのではないでしょうか。

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消えゆく色、薄れゆく記憶を描く――淺野さん
 井階さんとは対照的に繊細さ、緻密に考え抜かれたコンセプトが印象的な淺野さん作品たち。今回の「幽し」では、色や光、音が消えていく様子、あるいは記憶が薄れていくという営為じたいを描きだすと同時に、人の身体に消えゆくものが幽かに刻み込まれていることも、描くなかで明らかにしたかったと言います。「幽し(かそけし)」とは、何かが徐々に、ぼやっと消え去っていく様を指す言葉なのだとか。平面だけでなく、様々な素材を通じて、消えるか/消えないか、幽かな色や光、音を可能な限り顕わにしていくということが、淺野さんの作品では試みられていたように思います。写真や映像で映し出すのは難しいですが、間近に立って見てみると、幽かさが持つ美しさ、じわじわと画面に浮かび上がる鮮やかさを感じることができるのではないでしょうか。


それぞれ異なるテーマが重なる面白さ
 今回の2つの個展は、当初は別々の個展でしたが、偶然同じ時期に開催されることになり、お2人共同で何かをやってみようということになったのだとか。2人だからできること、ここでしかできないことをやろうと意気投合したそうで、一緒に企画を進めていく中で、お互いに真逆に見える作品に共通点を見出したり、一緒に展示をしてどんな効果が出るのかを考えたりもしたそうです。どんどん描き上げていく井階さん、少しずつ緻密に描いていく淺野さん──アプローチは違うけれども、でき上がるものは似ている、そんな感じがお互いするようにもなったのだとか。実際に、今回の2つの個展はお互いが補完しあうような、よく考えられた内容になっているのではないでしょうか。
 一方で、お2人の異なる点、特徴もそれぞれ今回は意識されたといいます。淺野さんは井階さんの作品を見て、自分の作品は沢山の人に向けて見せられるだろうか、と感じられたそうで、井階さんも淺野さんの作品を見て、しっかりとしたコンセプトを持っているので一発勝負型の自分の作品は食われてしまうのではないかと不安を感じられたそうです。ダイナミックな井階さんの作品、まんべんなく作りこまれた淺野さんの作品、それぞれが補完し合って今回の個展の面白さができ上がっているゆえの、お互いの「ライバル心」というところでしょうか。
 個展に向けて描くのが楽しかったという井階さん。今まで色を組み合わせて鮮やかな作品を描いてきた中で、今回の淺野さんの作品の繊細さ、細かいグラデーションには良い刺激を受けられたといいます。一方で、淺野さんも自分の作品はおとなしくなりがちな中で、井階さんのような作品を描きたいと思うこともあったのだとか。全く違うタイプの作品を制作してきたお2人による共同の個展、それぞれのこれからのチャレンジへの意気込みをうかがうこともできた、そんなオープニングだったように思います。



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*個展についてのご案内

淺野夕紀 個展「幽し」
井階麻未 個展「百花繚乱」
2012年5月12日(土)〜6月3日(日) 10:00〜19:00/月曜休館 

淺野夕紀は「光と影」をテーマに、色鉛筆や水彩、糸等を使って、日常の記憶や思い出が薄れていく様を繊細な絵画やインスタレーションで表現します。
一方、井階麻未は「生と死」をテーマに、今という瞬間を生命力溢れる鮮やかな色彩やタッチで、幻想的かつエネルギッシュに絵画を描きます。
対象的な性質の二人の作家が同時に個展を開催することで、また別の一つの世界観を表現します。今回しか見ることのできない、淺野と井階の創りあげるワンダーランドに是非、お立ち寄りください。

Posted by kono at 18:14 | コメント (0)

2012年5月18日

May Events at Studio Y3


5/3 (Th) ~ 27 (Sun)
Cafe Exhibition: "Tomoko Sugiyama ~ kimidori iro no kaze"
Talk: 5/19 (Sat) 17:00- "The Work of Artists ~ Creation at
CAP" 500 yen (incl. one drink)
During this exhibition, the cafe offers Tomoko's special
lunch and sweets menu.

5/12 (Sat) ~ 6/3 (Sun)
Solo Exhibition by Yuki Asano: "Faint Breath"
Solo Exhibition by Mami Ika: "Profusion of Flowers"
Joint opening party and artists' talks on 5/12 (Sat) 18:00-

5/19 (Sat) 18:00-
Slit Bar by Yuki Tsukiyama & Tomy
World Beers and snacks

5/20 (Sun) 13:00-14:00
Talk by Yuki Nishiwaki "CAP Runner: Running Like the Wind"

5/26 (Sat) 13:00-15:00
CAP Saturday Club: "Portrait Workshop for Children" by Paul
Venet
1,000 yen

5/27 (Sun) 13:00-16:00
Cafe Workshop: "Needlework" with Cherry
1,500 yen (incl. one drink)
Posted by kono at 10:43 | コメント (0)

2012年5月12日

5/6C.A.P.ねんどクラブのやきもの基礎レッスン一期の2回目

なんかすごく楽しそうです。 120506nedo02.jpg
5月6日の日曜日、Y3では「やきもの基礎レッスン」の2回目のクラスがありました。
手回しろくろにねんどを乗せて、みなさんがんばっていますね。
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楽しいながらも、真剣!
ぐにゃぐにゃと形の変わるこの土が、熱を加えるとカチっとなって水も漏らさない器になるんですね。
できあがりを想像しつつ、成形。
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親切丁寧。これで基礎技術を体得して頂いた後は、クラブ員となって、この施設で自分の好きな物を、講師に相談しながら自由に作ってもらえます。
ねんどクラブ「やきもの基礎レッスン」は第二期も定員に達しました。
参加希望のみなさんは、申し訳ありませんが12月からの第三期にお申し込み下さい。
詳細はコチラです。
Posted by shimoda at 17:01 | コメント (0)

2012年5月12日

6/10より全10回 森下明彦 連続講座「ビブリオテーク208.ext」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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今年も!!
ビブリオテーク208.ext
〜移動美術資料室がCAPにやって来る!

講師:森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)

開催日:毎月1回、第2ないし第3日曜日。15:00〜18:00  (6月から10回開催)
受講料:毎回500円。10回通し(前納)は4,000円。


三宮のとあるビルの一室に開設された美術資料室、「ビブリオテーク 208」。
中途半端でいい加減、大したものもないのに既に手狭となり、整理も滞り公開の目処すら立っていません。
そこで、移動図書館よろしく、資料を閲覧したい方々が集まる場所へ出張しようと考えました。
まずはアーティストの集まる CAP STUDIO Y3 へと巡回します。
美術資料を皆で見て、読み、話すことにより、授業とも公開講座とも異なる、いかにも美術らしい共同の体験の場が生み出されればと願っています(森下明彦)

【その他】
・毎回テーマに関連する資料を揃えます。
・必要な場合はテキストを指定し、参加者に予め目を通していただくこともあります。
・室長(森下)のレクチャーや映像上映を最初に行い、後半は各自で資料を読み解きます。
・可能ならディスカッションへと進みたい。データベース作成を共同で行うことも考えられます。

*昨年度全10回分のテーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、2011年「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。
第1回 6月10日(日)
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美術館を知る(1):ニューヨーク近代美術館

【以降の予定】
#2 7月8日  古書店のカタログ
#3 8月19日  美術と電話 
#4 9月9日  雑誌を改めて読み直す(3):アート系リトル・マガジン  
#5 10月14日  「ビブリオテーク208」 秘蔵資料大公開  
#6 11月11日  池長孟:神戸の大コレクター 
#7 12月9日  リプリント/復刻版特集 
2013年
#8 1月20日  この一冊! 
#9 2月17日  DVD/VHS:蔵出し/虫干し
#10 3月10日  アーティストの仕事を理解する(2):山口勝弘
  →3月31日に日程変更しました。

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【森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)】
美術大学教員を退職し、現在は美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室の開設公開を準備中。また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」と名付けた映像上映会を企画。

Posted by kono at 15:20 | コメント (0)

2012年5月12日

6/10(日)CAP STUDY 3「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」美術館を知る(1):ニューヨーク近代美術館

facebook pageもあります。
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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CAP STUDY3
「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」
美術館を知る(1):ニューヨーク近代美術館
2012年6月10日(日) 15:00〜18:00
講師:森下明彦(メディア・アーティスト、美術愛好家)
参加費:500円/【要予約】 
前から気になっていた――私たちが日頃、美術館だ、なんだと言いながら、実は良く分かってないのでは、と。例えば、「ニューヨーク近代美術館」(以下、MoMAと略記)。ある意味現代美術の総本山と言えるだろうが、そもそも、1929年の開館時に初代館長が弱冠27歳のアルフレッド・バー2世であったことからして、驚きだ。さらに「近代」を標榜しつつ、絵画や彫刻だけでなく、映画、建築、デザインなど、幅広い分野を扱う方針であったことも注目すべきである。

MoMAのこの国への影響は、例えば、1950年代初頭の神奈川県立近代美術館(1951年)や国立近代美術館(1952年/現在の東京国立近代美術館。後に京都に分館が設置され、現在の京都国立近代美術館になる)の創設に見て取れる(展覧会内容についても同様)。共に「近代」と謳っているのだ。あるいは、戦前、あの有名な「立体派と抽象美術」展(1936年)すら、美術雑誌に直ぐに紹介があった(カタログの翻訳、ほか)。

つまり、MoMAはこの国の美術に関して、かなりの影響を与えてきたと言える。冒頭に書いたように、そのMoMAについて私たちはさほど知っているのではない(さらに、MoMAに代表される「美術館」そのものについても)。そこで今回の移動美術資料室、CAP版の2年目の最初に、無謀を承知で「ニューヨーク近代美術館」を取り上げることにした

全くの偶然であるが、大分以前からこの美術館に関する研究を続けて来られた大坪健二さんが、その成果を今年になって出版された。追い風である。MoMA発行の展覧会カタログや関連書籍の数は膨大なものであるが、今回は歴史的な意義を持ったものを選りすぐってお目にかけたい。

主な資料:
MoMA発行のカタログ(*印は復刻版):
"Cezanne, Gaugan, Seurat, van Gogh"(1929)
"Machine Art"(1934)*
"Cubism and Abstract Art"(1936)
"Fantastic Art, Dada, Surrealism"(1936)
"The Art of Assemblage"(1961)
"The Machine, As Seen at the End of the Mechanical Age"(1968)
"Information"(1970)
"Marcel Duchamp"(1973)
"Before Photography"(1981)
"High and Low: Modern Art and Popular Culture"(1990)
"Modern Women: Women Artists at the Museum of Modern Art"(2010)

日本における資料:
「アトリエ」(特集:前衛絵画の研究と批判/1937年6月)
『現代アメリカ工芸』(技術資料刊行会/1949年)
大坪健二『アルフレッド・バーとニューヨーク近代美術館の誕生―アメリカ20世紀美術の一研究』(三元社/2012年)

全10回分の日時、テーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、2011年「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。

森下明彦(メディア・アーティスト/美術愛好家)
フリーで美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室(神戸市)の開設公開を準備中。
また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」という名称の映像上映会を企画。
Posted by kono at 12:38 | コメント (0)