2013年12月23日
12/21土曜クラブ「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」レポート
今回の土曜クラブは日本画家の井ノ岡里子さんが企画。和紙がテーマです。マスダマキコさんも講師に加わり、和紙がいろいろなものに広がってゆきました。井ノ岡先生がレポートしてくれました。「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」レポート
12月の土曜クラブは、冬至前の12/21に行われました。もう一度、原点に戻ろうと思い、「くらぶ」を意識しました。
先攻はワタクシ日本画家がつとめさせていただきました。
まず、皆、手を洗い、和紙をさわってみる。
手漉き、機械漉き、楮紙、ガンピ紙、鳥の子紙、雲肌麻紙などなど、違いが分かったかなぁ。
そして、何を作るか考える。
イラスト部の彼は和紙を使って作りたいもの(描きたいもの)がはっきりあったので、別テーブルへ。
他の皆さんは手で和紙をさいてみたり、こよってみたり、しぼってみたり、包んでみたりして、可能性を探ってられました。
集めるとこんな可愛いお花もできますね。
後攻は、土曜クラブの部長、造形作家のマスダマキコさんです。
皆さん、細かく裂いていきます。
なんか煮てますね〜、紙粘土つくってみてます。
高級上質な和紙の鳥の子紙を思い切って、ぐぐぐっと丸めてみてます。「破壊は創造を生む」ですね。
強いぞ、鳥の子!破れません!それを裂いて、リンゴに貼っていきます。
焼きリンゴ〜♪ ではなく、持って帰れるぐらいには乾燥させます。
「今日中には乾かないから、持って帰っておうちの人に切ってもらってくっつけてね〜。」
ちょうど、クリスマスに乾くかな。待つ楽しみがひとつ増えました。
「これが見本だよ〜。」おうちでしっかりリンゴ作ってね。
先攻、後攻出揃いました。ひととおり作った後、各々が創作活動に入りました。
和紙で作った(描いた)モノたちを大事に持ち帰っていく姿に私は感動させられました。
また、一緒に作りましょうね〜。
土曜クラブは毎月だいたい最後の土曜日に行っています。名前はクラブですが、連続受講の必要はありません。気に入った内容のときに申込んでご参加下さい。
予約が必要ですのでご注意を!
次回の土曜クラブは落語家の笑福亭智六さんが講師です。
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shimoda
01Y3日記
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