2014年8月16日
アート林間学校2014写真レポート_7/26(土)いちにちめ
笑顔あり、笑いあり、時には涙も...!?子どもも大人も大奮闘!!アート林間学校2014の様子を日にち別にお届けいたします。
■7/26(土)いちにちめ1:「二人で描こう♪」今年のアート林間学校トップバッターはカワサキマキさん。昨年とった「臨床美術士」の資格を活かしての講座です。二人で交互に線を描いたり、色を塗ったりしながら一枚の絵を完成させます
講師:カワサキマキ(臨床美術士)
日時:7/26(土)10時半〜11時半
対象:3歳〜大人
まずは練習。クレヨンも重ねたり擦ったりいろんなぬり方があるよね。
いざ本番!割り箸の先に墨をつけて線をひきます。仲良く姉妹での参加。
こちらは親子での参加です。線が交わって出来たスペースに色をぬっていきます。一度相手がぬったスペースにお邪魔してもいいんですよ。
最後はみんなで鑑賞会。相手の行動に刺激を受けたり、はたまた相手の行動を許せる自分に気づいたり、いろんな一枚の絵からいろんな発見があったね!
2:「実験陶芸!焼き方で色が変わる」[2回 連続受講]
講師:植田麻由(やきもの造形作家)
日時:7/26(土)11時〜16時(皿づくり)
対象:小学4年〜大人
所変わって、こちらは別館ねんど部屋。アート林間学校を楽しめるのは子どもだけではありません。大人が楽しめる講座も沢山あるんです。植田麻由さんが講師をつとめたこの講座は大人の参加者2名となんとも贅沢な時間となりました。
陶芸の焼き方には酸化焼成と還元焼成の2種類があります。同じ釉薬をかけても焼成の仕方によって焼き上がりの色の出方が変わるんだそうです。講座では2種類の土で皿を作り、同じ釉薬をかけてそれぞれ酸化と還元で焼成します。
こちらが色見本。
どんな焼き上がりになるかイメージしつつ、1日目は成形作業。黙々と作業が続きます・・・
3:「手づくりのリボン」
講師:かなもりゆうこ(美術家)
日時:7/26(土)1回目 13時~15時/2回目 16時~18時
対象:小学5年~大人
リボンといえばどんなものを想像するでしょうか。贈り物につけるリボン、髪の毛を結ぶためのリボン、腕に結んで今日のスタイルのアクセントにしてもいいかもしれません。そんなちょっと特別なリボンを自分でつくります。
講師はかなもりゆうこさん。舞台など大きな作品制作に取り組む片手間、ご自身でも気分転換も兼ねてリボンづくりをしているそうです。
ハギレをさいて結んだり、縫ったりしながら自分だけのリボンを作りました。
リボンとあって、参加者は女子ばかり。一回目は小学生チーム。ふわふわのリボンがたくさん出来ました。
期せずして、二回目は大人チーム。カワイイだけじゃ物足りない!?個性的なリボンが出来ました〜
26:復刻講座_「無響室って作れるの!?」(2002年実施)
講師:藤本由紀夫(アーティスト)、下田展久(ミュージシャン)
日時:7/26(土)14時~18時対象:中学生~大人
今回の林間学校ではC.A.P.20周年を記念して、これまで開催された講座から人気投票で3講座を復刻開催しました。ひとつめが2002年に開催した「無響室って作れるの!?」です。
まずは、"音"や"響き"とは何か??という話から。机の上にある針金ハンガーではチャイニーズゴングを作りました。
センターの中で生じるさまざまな響きをみんなで体験。しかし、同じ体験をしても、"響き"はこういうものだと言葉で説明しても、どんな理解をしているかは人それぞれなんですよね。本当に不思議です。
当時はクーラーのないCAP HOUSEでウレタンマットを敷き詰めた紙管に入る・・・という大変過酷な講座だったそうです。今回はクーラーの聞いたギャラリーで(笑)身近にあるものを使って無響室作りに挑戦しました。
いちにちめはこれにて終了!おつかれさまでした!!
Takahashi Satoko
01Y3日記
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