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2014年2月28日
2/22 土曜クラブ「ダイズってすごい!」写真レポート
今回の土曜クラブでは日本の食文化の一端を担う、大豆起源の食品を探究!講師の一人、マスダマキコさんがレポートしてくれました。今回は、「ダイズってすごい!」ということで、日頃の食事の中で大豆がどれくらい使われてるかみんなで考えます。豆腐にしょうゆに味噌、大豆油、きな粉に油揚げ...どれも大豆でできてますよ。
参考までに持ち寄った各自の「手前味噌」全然味も色も違ってます。ツト入り納豆もありますよ。
次に、お料理上手の原さんが納豆の作り方を教えてくれました。意外と簡単にできる方法なので、家で試してみれそうですよ。
では本日のメイン、きな粉作りにかかります。まず鍋やフライパンや煎り器で大豆を弱火でゆっくり煎ります。焦がさないようにあせらずやりましょう。
煎り上がったら皮むきです。あっつつつつ。
後は叩いて砕いて、すり鉢とすりこぎでひたすら粉にしていきます。大変だけど、だんだんいい香りが立ちこめてきましたよ。
さあやっとできあがり。細かくなったきな粉をおダンゴにつけて食べてます。直接なめてる人もいますよ。みんなおいしそう。苦労して作ったきな粉は格別においしかったですね。しかし、昔も人は大変だったんだねえ。と感心しきりでした。(マスダマキコ:造形作家)
2014年2月26日
2/16「フレームズ」オープニング 写真レポート
現在Y3にて開催中のグループ展「フレームズ」初日に開催したオープニングパーティーのレポートを参加作家の桜井類さんからいただきました。
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2月16日よりY3 Gallery#1におきまして「FRAMES(フレームズ)」が始まりました。
この展覧会はその名の通り、16名の作家がそれぞれ大きさや素材の違うフレーム(額ブチ)を抽選し、ランダムに与えられた額ブチを作品として使用し展示するという実験的な試みです。
オープンの挨拶は築山さん。このフレームズの企画者であり、参加作家でもあります。
CAPのパーティーではおなじみ、ノマドの足立さんがこの日の為にすてきな料理を作ってくださいました。フレームに入っているのは鯖のお寿司です。
フレームは大小さまざま。なかにはとても小さな作品もあり、みんな間近で覗き込んでいます。
作品の解説をする塚脇淳さん。
彫刻家ですが、今回は平面の作品なのでしょうか?いえいえ、立派に彫刻作品なのです。真相は会場にてお確かめください。
たくさんの方が観に来られました。作家のトークに聞き入っています。
杉山知子さんは大きな作品から小さく切り抜いてフレームに収めました。
言葉を絞り出すイラスト部キャプテンのハヤカワアズサさん。
楽しそうに作品について説明をしている藤本由紀夫さん。作品は左にある大きくて透明なアクリルのフレームとその影です。
背後にあるのは藤川怜子さんのドローイング。
オープニングパーティーは、作品について作家同士で楽しく語り合う場でもありました。
この裏向きのフレームは写真左の田岡和也さんの作品で、あえてこのように展示しています。表側には何が描かれているのでしょうか?ぜひ実際にご覧になってください。
フレームズの看板もフレームです。出展者のサインが影になって映っています。
3月30日(SUN)まで開催しておりますのでぜひお越しください。
2014年1月31日
1/25 CAP寄席、満員御礼!
土曜クラブでは1月25日に「きょうは私も落語家!」を開催。担当のマスダマキコさんがレポートしてくれました。トントントントトン...「CAP寄席」~きょうは私も落語家!間もなく始まります。
「満員御礼」の札が見えますよ。
本日の出演は「笑福亭智之介」さんと「笑福亭智六」さんです。
小さいけどちょっと気合いの入った寄席ですよ。
さてさて待ちに待ったお二人の登場です。着物が鮮やかですね。
落語のはじまりのお話のあと、仕草の練習です。
これは何をしているとこでしょうか?
そうです。うどん食べてるとこですね。
じゃあ皆さんも。
高くあげる時に目線を一緒に動かすんですよ。
今度は高座に上がってやってみたい人!
いいですねえ。。。。楽しそうにやってますねえ。
次は鳴りもの紹介です。
太鼓や拍子木や笛などホンモノの楽器で様々な場面の音を出します。
波の音やカミナリの音、ヒュードロドロの幽霊の音など臨場感が出ますね。
初めは恥ずかしがってた人も次々舞台に上がります。
太鼓を打つ姿が様になってますよ。
みんな乗ってきましたね。
大喜利を少しやったら、〆にホンモノ落語をききました。
みんなの表情がいいですねえ。
小さな特設「寄席」に笑いのつまった時間でした。
また第2回も催したいですねえ。
2014年1月23日
1月のギャラリーは「ファーストコンタクト」と「think gallery」
2014年の1月が早くも終わろうとしています。
神戸でも雪がちらついたりと寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
あけましておめでとうの挨拶には遅すぎますが、今年も(は)いろんな情報やレポートをたくさん届けしていく所存ですので、おつきあいのほどよろしくお願いいたします!ということで、、、さっそく1月のY3ギャラリーの様子をご紹介。
西側のギャラリー#1では、CAPのアーティストたちの最近の作品を集めた「ファーストコンタクト」を開催中です。
展示作業もみんなでやりました。
写真中央で自分の絵を眺めているのは島村薫さん。自分の身長くらいありそうな大きな絵を出品しています。
そのうしろではマスダマキコさんがトントコハウスを組み立て中。
今回出品はしていませんが、展示作業を覗きにきたアトリエアーティストの木村さん。なかなか大きいです!もちろん中にも入れますよ。
こちらは4Fの階段上がってすぐのリビングルーム。
展示台にある作品は写真中央の山村幸則さんのもの。中澤さんとデイヴィッドさんも興味津々です。
手前にある白い箱はアトリエアーティストの梶山美祈さんの作品です。タイトルは「曖昧な境界線の実験」、、、気になりますよね!?ぜひその真相は自分の目でお確かめください!
右側の作品は共同アトリエで活動している井階麻未さん。大きな帆布に直接描かれています。午前中はゆるやかな光が差し込みます。
最近では珍しい桜井類さんの小品。でも密度は高め。
12月いっぱい短期レジデンスでアトリエ#402で活動していた芳木麻里絵さんのシルクスクリーンの作品。何十回、何百回と刷ることで平面から立体へ。
一年の計は最初の作品にあり!?ぜひCAPのアーティストたちの最近の作品をご覧ください。
一方、東側のギャラリー#2ではthink gallery「with sunlight」を開催中。
いわゆる美術館やギャラリーといった空間では自然光を遮断し、照明器具によって光を制御することが多いのですが、この「with sunlight」では自然光ならではの見え方や展示の仕方を探ります。
というわけで、ギャラリーと名のつくスペースですが作品と呼べるようなものが全くない状態からスタート。
まずはギャラリーでどんなふうに光を感じるのか体験しつつ、今後の作戦会議が行われました。
「ファーストコンタクト」の展示作業の合間をぬって、夕方16時からミーティングが始まりました。
参加者はCAPメンバーの井ノ岡さん、山田さん、桜井さん、築山さん。
どんな作品をどんなふうに置いたらいいか?いやいや、そもそも作品を置く必要はあるのか!?日没後真っ暗になるまで話はつきません。
写真は別日の午前中の様子です。机の上にはミーテイングでのメモが置いてあります。
次回の「with sunlight」ミーテイングは30日(木)お昼ごろからの予定です。
興味のある方はぜひミーティングも覗いてみてください。
Gallery #1とリビングルームで開催中の「ファーストコンタクト」は2月9日(日)まで、
Gallery #2のthink gallery「with sunlight」は2月も引き続き開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
2013年12月30日
12/22芳木麻里絵さんのtea party 写真レポート
3ヶ月、レンジデンスアーティストとして参加してくれました芳木麻里絵さんが、スタジオでお茶会を開いてくれました。いろいろな人が入れ替わり立ち替わり来てくださいました。芳木さんは左から一人目。
版画の作家で、シルクスクリーンをすごい回数重ね刷りした作品が印象的な方ですが、C.A.P.では陶芸窯もあるので粘土を使っていろいろやってみました。
なあんて話をしているところです。
版画の作家で、シルクスクリーンをすごい回数重ね刷りした作品が印象的な方ですが、C.A.P.では陶芸窯もあるので粘土を使っていろいろやってみました。
なあんて話をしているところです。
みなさんお茶を飲んでいますが、よく見るとテーブルの上にいろいろなお菓子があります。
作業テーブルなんですが、皿に乗っていないお菓子もあって、最初に見た時は、芳木さんって意外とワイルドな方なのね、、とか思いました。
しかしよく見ると、これらは粘土の作品です。。。。よく見てもわかんないかもしれませんが、粘土の作品です。おいしそうに見えても粘土の作品です。
作業テーブルなんですが、皿に乗っていないお菓子もあって、最初に見た時は、芳木さんって意外とワイルドな方なのね、、とか思いました。
しかしよく見ると、これらは粘土の作品です。。。。よく見てもわかんないかもしれませんが、粘土の作品です。おいしそうに見えても粘土の作品です。
これなんかおしゃれな砂糖菓子みたいですけど、これはガラスの作品だそうです。なんだか口に広がった感覚までイメージできそうな、ガラスの作品です。おいしそうですけど。
これなんかどうですか?本物みたいです。
と思って感心していたら、こっちの皿に乗ってるのはほんとに食べられるお菓子でした。
お菓子はちゃんとお皿にのせて、作品をテーブルの上に置き、話をしている、というしごくまっとうな行為です。みなさんに飲んでもらっているお茶の茶碗も作品でした。
お茶を半分以上のんでからそういう話を聞き、へ〜っと、手の中の温かい茶碗を改めて眺めてみました。
と思って感心していたら、こっちの皿に乗ってるのはほんとに食べられるお菓子でした。
お菓子はちゃんとお皿にのせて、作品をテーブルの上に置き、話をしている、というしごくまっとうな行為です。みなさんに飲んでもらっているお茶の茶碗も作品でした。
お茶を半分以上のんでからそういう話を聞き、へ〜っと、手の中の温かい茶碗を改めて眺めてみました。
でも茶碗の写真はとっていなかったので、芳木さんの写真を代わりに掲載します。
ちょっと驚き、お茶とお菓子でほっこりし、作品の話に「なるほど〜」とうなずく。
芳木さんに、楽しい一日を提供してもらいました。
ちょっと驚き、お茶とお菓子でほっこりし、作品の話に「なるほど〜」とうなずく。
芳木さんに、楽しい一日を提供してもらいました。
写真撮りたくなるんです。ほんとにお菓子みたいで。
芳木麻里絵、侮れない人物でありました!
芳木さんは、新年1月12日(日)からの展覧会「ファーストコンタクト」にも参加してくれます。
初日はC.A.P.の新年会もあります。
みなさま、ぜひお越し下さい!
芳木麻里絵、侮れない人物でありました!
芳木さんは、新年1月12日(日)からの展覧会「ファーストコンタクト」にも参加してくれます。
初日はC.A.P.の新年会もあります。
みなさま、ぜひお越し下さい!
2013年12月23日
12/21土曜クラブ「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」レポート
今回の土曜クラブは日本画家の井ノ岡里子さんが企画。和紙がテーマです。マスダマキコさんも講師に加わり、和紙がいろいろなものに広がってゆきました。井ノ岡先生がレポートしてくれました。「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」レポート
12月の土曜クラブは、冬至前の12/21に行われました。もう一度、原点に戻ろうと思い、「くらぶ」を意識しました。
先攻はワタクシ日本画家がつとめさせていただきました。
まず、皆、手を洗い、和紙をさわってみる。
手漉き、機械漉き、楮紙、ガンピ紙、鳥の子紙、雲肌麻紙などなど、違いが分かったかなぁ。
そして、何を作るか考える。
イラスト部の彼は和紙を使って作りたいもの(描きたいもの)がはっきりあったので、別テーブルへ。
他の皆さんは手で和紙をさいてみたり、こよってみたり、しぼってみたり、包んでみたりして、可能性を探ってられました。
集めるとこんな可愛いお花もできますね。
後攻は、土曜クラブの部長、造形作家のマスダマキコさんです。
皆さん、細かく裂いていきます。
なんか煮てますね〜、紙粘土つくってみてます。
高級上質な和紙の鳥の子紙を思い切って、ぐぐぐっと丸めてみてます。「破壊は創造を生む」ですね。
強いぞ、鳥の子!破れません!それを裂いて、リンゴに貼っていきます。
焼きリンゴ〜♪ ではなく、持って帰れるぐらいには乾燥させます。
「今日中には乾かないから、持って帰っておうちの人に切ってもらってくっつけてね〜。」
ちょうど、クリスマスに乾くかな。待つ楽しみがひとつ増えました。
「これが見本だよ〜。」おうちでしっかりリンゴ作ってね。
先攻、後攻出揃いました。ひととおり作った後、各々が創作活動に入りました。
和紙で作った(描いた)モノたちを大事に持ち帰っていく姿に私は感動させられました。
また、一緒に作りましょうね〜。
土曜クラブは毎月だいたい最後の土曜日に行っています。名前はクラブですが、連続受講の必要はありません。気に入った内容のときに申込んでご参加下さい。
予約が必要ですのでご注意を!
次回の土曜クラブは落語家の笑福亭智六さんが講師です。
携帯メールニュースをご希望の方はお知らせ下さい。無料でプログラム情報をお知らせしています。
2013年12月 7日
12/1(土)Drawing Exhibition #4「ひとすじの行方」
毎年12月にY3の4Fギャラリー全てを使って行われるDrawing Exhibitionも今年で4回目!
今回はアーティスト淺野夕紀さんの企画でC.A.P.外からも様々なアーティストに参加してもらっています。
会期スタートの12月1日にオープニングパーティとして出展作家による作品説明とトークイベントが
開催されましたので、その模様をレポートいたします☆
まずは各作家の今回の展示風景を少しずつ。
今回の企画者;淺野夕紀さん。
繊細な線のドローイング作品を制作しています。今回はエッチングの作品も。
京都のアトリエで制作活動をしている黒宮菜菜さん。
油絵具とメディウムを用いた作品を制作しています。
普段描かない画像2枚目のようなドローイングは今回のために描いたそう。
愛知県立芸術大学大学院に在席中の北村和也さん。
今回は新しい試み、ギャラリーの一室に建てた小部屋の作品があります。
中野里映さんは普段、立体作品や映像、ドローイングなど
様々なスタイルで制作されています。
今回はドローイングと映像作品があります。
泉洋平さんは視覚がテーマの立体作品を制作されています。
今回、糸を用いた緻密な作品を出展しています。
斬新なアイデアでパンチの効いた作品を観せてくれる大島真悟さん。
正当派ではない風を吹き込み、入りやすい入口となってくれてます。
まずはみなさん4Fギャラリーに集合し、オープニングアクトがスタート。
各作家の作品を観て回りながら、説明をお聞きいただきました。
画像上から、中野さん・黒宮さん・淺野さん。
その後、1Fのカフェに移動して出展作家全員によるトークイベントを開催。
淺野さん作・大根の炊いたんなどお召し上がりいただきながら
一人ずつ過去の作品のスライドショーでトーク。
ご自身の作品や制作についてなどお話ししてくれました。
画像上から、北村さん・泉さん・大島さん。
各作家から他の作家への質問をお客さんに選んでもらっての質問コーナーでは
今回の展示を経て今後の制作に変化はありそうか?などテーマごとにそれぞれ
興味深い話をしてくれ、たくさんのお客さんもじっくり聞いてくださいました。
左から、泉さん・大島さん・北村さん・中野さん・黒宮さん・淺野さん。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!
開催は、12月1日(日)〜23日(月祝) 10:00〜19:00 23日以外の月曜休館。
ぜひお越しいただき、実際の作品をごゆっくりご覧になってください☆